
琵琶湖疏水の契約更新についてのニュース
明治23年に完成した琵琶湖疏水は、琵琶湖から京都に貴重な水を送り、京都市民の生活や産業に大きな影響を与えてきました
滋賀県民の努力で保たれている琵琶湖の水に感謝するため、毎年京都市から滋賀県に感謝金を支払っています
今回、平成27年に結ばれた契約が令和7年3月31日で終了することから、京都市と滋賀県は新たに契約を結ぶ式典を開催します
この契約によって、今後10年間の連携強化を目指し、琵琶湖の恵みをお互いに享受することになります
契約更新の一環として、4月2日から琵琶湖疏水記念館では滋賀県による特別展示も行われます
また、この契約締結式後には、琵琶湖疏水工事で殉職された方々の慰霊も行います
契約締結式の概要
日時
令和7年4月2日(水曜日)、午後1時から1時30分まで
場所
琵琶湖疏水記念館 2階ホール(〒601-8116 京都市左京区南禅寺草川町17番地)
出席者
- 京都市
京都市長 松井 孝治
上下水道局長 吉川 雅則 - 滋賀県
滋賀県知事 三日月 大造
次第
- オープニングセレモニー
「琵琶湖周航の歌」の記念演奏が行われます - 開会の挨拶
- 契約書の内容確認
- 署名および写真撮影
- 閉会の挨拶
式終了後には囲み取材が行われ、取材は約10分程度の予定です
契約・覚書の内容
1. 契約内容
滋賀県民の水源涵養への努力に感謝の意を表し、毎年2億3,000万円を支払うことが決定しました
2. 覚書の内容
京都市と滋賀県は、資源や技術、経験などを活用し、琵琶湖疏水を通じた相互理解を深める活動を行います
3. 有効期間
令和7年度から令和16年度までの10年間です
慰霊について
契約締結式後の午後1時40分頃から2時まで、琵琶湖疏水工事で殉職された17名の方々の慰霊を行います
慰霊の次第
黙祷、献花などが行われ、滋賀県知事や京都市長も参加します
特別展示情報
展示期間
令和7年4月2日(水曜日)から4月27日(日曜日)
場所
琵琶湖疏水記念館 2階ギャラリースペース
テーマ
「みんなのマザーレイクゴールズ展 ~琵琶湖×SDGs=MLGs~」です
展示内容
琵琶湖の価値やSDGsの紹介を行い、参加者が取り組みを記入するパネルなどが展示されます
お問合せ先
- 京都市上下水道局経営戦略室: 075-672-3114
- 滋賀県琵琶湖環境部: 077-528-3460
掲載確認日:2025年03月26日
前の記事: « 京都市が産業廃棄物処理の新リーフレットを発行
次の記事: 京都で学ぶ「景観・まちづくり大学」春季講座開催のお知らせ »
新着記事