人類が月面や火星に住むことを考えると、まるでSF映画のような夢が広がりますね
最近、京都大学と大手建設会社が手を組んで、人工的に重力を作り出す居住施設を研究しています
これが実現すれば、私たちが知っている地球の環境を宇宙でも再現できるかもしれません
この研究は、宇宙での生活が可能になる新しい道を開くかもしれません
研究のテーマはさまざまです
例えば、人工重力居住施設の「ルナグラス」について、その構造や施工方法、人体への影響、生態系の構築について深く掘り下げています
宇宙で暮らす1万人の人々のために、酸素をどう確保し、排せつ物をどう処理するかという課題もあります
研究の重要なポイント
京都大学のSIC有人宇宙学研究センター長、山敷庸亮教授は、サンゴの実験を行っています
サンゴは「海の中の森林」として知られ、二酸化炭素を吸収して酸素を供給します
未来の月面上には人工の海を設け、サンゴを育てて水質を浄化するアイデアを考えています
また、人工重力を作るための回転が、空気や海水の流れや熱の循環にどう影響するかも研究しています
宇治川オープンラボラトリーに大きな模型を作り、実際に回転させて実験を行います
宇宙放射線への対策
宇宙での生活には放射線が避けられない問題です
研究によると、ルナグラスの壁を厚くし、内壁に海水を流すことで、内部への影響を防げるとしています
月面での工事は難しいですが、必要な資材をどう調達するかも含め、詳細な分析が続けられます
山敷教授は「最初は夢のような構想だったが、今は実現に向けて考える時期に来た」と語っています
2050年代には宇宙での居住が可能になるよう、研究を進めていく意向です
「宇宙でのサンゴ」って聞いたことありますか?宇宙研究において、サンゴはとても重要な存在です。サンゴは二酸化炭素を吸収して酸素を作る力があり、「海の中の森林」とも言われています。この特性を利用して、月面や火星でサンゴを育てることで、人間が生活するための酸素を供給することが出来るかもしれません。サンゴを育てるためには、適切な水質や環境が必要なのですが、これは今日の研究にとって新しい発見となる可能性があります。
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