
先日、京都府長岡京市にある西乙訓高で、韓国のナムソン女子高等学校の生徒たちが訪れました
これは、両校がユネスコスクールとして認定されていることから実現した交流授業で、韓国からやってきた12人の高校生が英語や韓国語を使いながら日本の学生と楽しい対話を繰り広げました
交流はこれで5回目となりますが、ナムソン女子高の学生たちが来校するのは今回が初めてです
歓迎会では、韓国の伝統的な組みひもが施された巾着に手鏡や百人一首、日本の浮世絵、タペストリーなどの記念品を交換するなど、文化の交流が行われました
三木校長は英語を用いて「交流を通じてたくさんの気づきと学びを得てほしい」と願いを込めて述べました
その後は、1年生の教室に移動しての交流授業がスタート
英語での質問タイムでは「おいしいは韓国語で何と言うの?」「韓国で一番有名なスポーツは?」といった問いかけが飛び交い、多様な言語が教室内で聞こえていました
生徒たちの距離が徐々に縮まっていく様子は本当に微笑ましいものでした
放課後には、西乙訓高のグローバル部と韓国の生徒たちとの交流もありました
お互いに持ち寄ったプレゼントを交換し合ったり、学校の案内をし合ったりすることで、楽しいひとときを過ごしました
ある16歳の生徒は「韓国の子たちが日本語を上手に話していて驚いた」と感想を述べ、15歳の生徒は「韓国にはよく行くけれど、現地の子と話す機会はなかったので、とても良い経験になった」と笑顔で語っていました
西乙訓高の文化交流は、ユネスコスクールとしての国際的な活動の一環です。ユネスコスクールとは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が教育質を向上させるために認定する学校です。これに参加することで、学校は国際理解や教育の推進に貢献し、様々な国の文化を学び合う機会を得ます。長岡京市では、こうした活動が地域の活性化にも寄与しており、学生たちが国際感覚を身につけることで、将来的にも京都の魅力をアピールしていけることでしょう。
- ユネスコとは、国連の教育科学文化機関の略称で、教育や文化の発展を促進するための国際的な機関です。
- 文化交流とは、異なる文化を持つ人々や国々が互いに交流し、理解し合う活動のことを指します。
- 高校生とは、日本の高校に在籍する生徒たちのことを指し、通常は15歳から18歳の間にいる若者を含みます。
前の記事: « 南丹市で始まる田んぼの1年生講座の魅力と内容
次の記事: 長岡京市の小山千織さんが全国大会で3位に輝く! »
新着記事