東山区の青蓮院で盛花展覧会開催中!149名の作品をご紹介

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東山区の青蓮院で盛花展覧会開催中!149名の作品をご紹介

京都市東山区の青蓮院門跡では、華道「未生流笹岡」のいけばな作品を紹介する展覧会が開催中です

この流派は1919年に創始者である笹岡竹甫が、西洋の園芸植物を取り入れて作り出した「盛花」と呼ばれる技法から始まります

展覧会では、149人の門下生がそれぞれ生けた113点の作品が展示されており、京都の伝統を受け継ぎながらも新しい魅力を引き出しています

特に注目すべきは、笹岡隆甫家元が9月に大阪で行われた関西万博の迎賓館で発表した作品を再現したことです

この作品は白や赤のユリとタイサンボクを使ったもので、一般に公開されるのは今回が初めてです

作品の一部では、青蓮院門跡の葺き替えで外された古い瓦を使い、器としての役割も持たせています

これが、現代の作品とも融合し、歴史を感じさせつつ新しいアートに生まれ変わっています

さらに、アニメのキャラクターをモチーフにした作品も展示されており、子どもや若者にも親しみやすい内容になっています

こうした工夫により、伝統的な華道が新しい世代にも広がりを見せています

展覧会は12日午後4時まで開催されるので、ぜひ訪れてその美しさを堪能してほしいと思います

ピックアップ解説

「盛花」というのは、いけばなの一つのスタイルで、花を生けることで一つの美しい景色を作ります。盛花は通常、主の気持ちを表現するものとされていて、特にお祝い事や特別なセレモニーでよく使われます。このスタイルの特徴は、花の量や配置に工夫を凝らし、見る人に感動を与えることです。盛花を通じて人々がつながり、心が豊かになるでしょう。

キーワード解説

  • 笹岡流とは、1919年に成立した華道の流派で、西洋の植物を使った作品作りが特徴です。
  • 青蓮院とは、京都市東山区に位置する浄土宗の寺院で、歴史的な背景を持つ重要な文化財です。
  • いけばなとは、花を生けるアートのことで、日本の伝統文化の一部として知られています。

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