
北陸新幹線の敦賀―新大阪延伸計画に関する話題が、京都府南丹市美山町で最近行われた学習会で取り上げられました
この延伸計画では、小浜・京都ルートが提案されていますが、自然環境に与える影響が心配されています
特に、地質学の専門家である京都教育大学の武蔵野實名誉教授は、懸念点を多く挙げて講演を行いました
私たちの自然が危ないと、心配の声を上げています
美山町では、住民たちが「北陸新幹線(美山ルート)延伸に反対する美山住民の会」を立ち上げ、京都丹波高原国定公園ビジターセンターでこの問題について説明会を開催しました
武蔵野名誉教授が国や鉄道・運輸機構が示した資料を基に疑問を呈し、美山町の由良川において水の量が最大1%減少し、さらに小河川に関する説明がないことに対して疑問を持ちました
このままでは農林業や飲み水に悪影響を及ぼすと厳しく批判しています
また、京都市内では国宝建造物を避けたルートが提案されていますが、武蔵野教授は「京都盆地全体を文化財としてみるべきだ」と述べました
このような視点が必要であることを示唆しています
さらに、右京区京北の「新幹線問題を知りたい京北有志の会」のメンバーである白子真理子さんも登壇し、地域住民への情報発信に努めていることを紹介しました
ちらしや立て看板を利用し、多くの人々に関心をもってもらうような活動を行っています
実際に、約90人の参加者がこの問題に関する質問を活発にし、地域の連携を広げようとする姿勢が見えました
私たちみんなが自然環境について考え、行動することが求められています
美山町は、自然がいっぱいの場所です。どうして美山町が岐路に立たされているかというと、北陸新幹線の延伸が影響を与えるからです。実は、この地域で作られる美味しいお米や野菜は、きれいな水と豊かな土壌によって支えられています。しかし、延伸工事による水量の減少などが心配されているのです。私たちが普段食べるものや、使う水が本当に大切なのだと実感しますね。地域の人々が協力して、それを守っていこうとしている姿は、すごく感動的です。
- 京都には多くの文化財が存在します。これらは歴史や文物を保存するものであり、観光名所としても注目されています。
- 自然環境とは、人間が生活する上で必要な自然の要素を指します。たとえば、空気、水、土壌、植物などが含まれます。
- 残土処理とは、工事や建設現場で発生した土や砂を適切に処分することを意味します。環境への影響を考慮する必要があります。
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