
京都の安全を守るために、私たちが知っておくべき非常に大切な講習会が行われました
この講習会は、9月9日の「救急の日」を前に、洛和会音羽病院と山科消防署が主催し、地域の住民が集まりました
皆さん、急に人が倒れた時にどう動くか、考えたことはありますか?市内で心臓が突然止まる人はたくさんいると言われていますが、その時に必要な知識を学ぶ機会は意外と少ないものです
京都市営地下鉄の山科駅近くの広場には、地域の人々が集まり、講師役の救急救命士や消防隊員からの話を熱心に聞いていました
初めに、通報から救急車が到着するまでには平均で10分ほどかかるという重要な情報を教えてもらいました
その間に、私たちができる応急手当ての方法を知っておくことが、命を救う第一歩となるのです
講習では、参加者が人形を使って胸の部分に手を乗せ、何度も強く押し込む心臓マッサージの体験をしました
もしもの時のためにこうした体験を通じて習得することが、非常に大切です
さらに、AEDの操作方法も教わり、電極パッドを正しい位置に貼り、音声ガイドに従って電気ショックを与える手順を確認しました
講師の岩崎祐稀さんは、「日本では年間が突然心臓が止まって亡くなっています
この講習が大切な人の命を救う助けになれば嬉しいです」と語りました
京都に住む私たちが、安全で安心して暮らすためにも、こうした知識や技術はすべての人に必要です
ぜひ、周りの人にもこの情報を広めていきたいですね
AED(自動体外式除細動器)が初めて登場したのは、1990年代のことです。この機械は、心臓が正常なリズムで動かなくなったときに使用されます。私たちがAEDの使い方を知っていることは、万が一の時に誰かの命を救うために本当に重要です。最近では駅や公共施設に設置されているので、ぜひ近くのAEDを確認して、使い方を学びましょう。
- AEDとは、自動体外式除細動器のことで、心臓に電気ショックを与えて正常に戻す機械です。使い方を知っていると、突然倒れた人を救うチャンスが増えます。
- 心臓マッサージとは、心臓が止まった人に対して行うもので、胸部を押すことで血液を循環させる手助けをします。正しい力で押すことが大事です。
- 救急救命士とは、救急車で現場へ駆けつけ、応急手当てや患者の最適な救急治療を行う専門職のことです。彼らの技術が命を救うのです。
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