
京都には、願掛けや験担ぎのために多くの神社仏閣があります
特に学生たちが集まるスポットには、ちょっと不思議で面白い習慣が残っています
今回は、北野天満宮の「大黒天の灯籠」を中心に、学生たちがどのように神様に祈りを捧げているのかをご紹介します
北野天満宮の「大黒天の灯籠」とは?
北野天満宮は、学問の神様として知られ、特に受験生に人気の場所です
ここには「大黒天の灯籠」という特別なスポットがあります
この灯籠に付いている大黒天の顔には、直径約3センチの穴が二つ開いています
大黒天の験担ぎ
この穴に小石を置き、落ちなければお金に困らないという験担ぎが有名です
落ちないことが「運試し」になり、学生たちが集まる理由でもあります
修学旅行のシーズンには、灯籠の周りに行列ができることも珍しくありません
「ゲーム感覚で楽しめるし、みんな願掛けをしたい気持ちで集まるのが魅力」と、神社の職員も話しています
願掛けの変遷
実は、同じ場所で学生たちが行っている願掛けは、過去にもさまざまな形で行われてきました
「砂かけ大黒天」として知られる習慣や、頭の上に石を置くなど、時代と共に変わってきています
でも、これらの発祥や変遷については、詳しいことが分かっていないのが興味深いですね
体験談
記者も「大黒天」に挑戦しましたが、何度やっても小石が落ちてしまいました
周囲では、同じようにがっかりする学生たちの姿が見られました
そんな姿を見て「大黒天が『そんなに甘くないよ』と笑っているように感じました
願い事が叶うかどうかは、厳しい試練のようです
「大黒天」とは、商業や富を司る神さまで、特に京都では「大黒屋」という質屋の組合に由来しています。江戸時代から続くこの信仰は、今も多くの人々に受け継がれています。特に学生たちが「落ちない」と願うことで、受験合格への思いを強くします。神社仏閣は、こうした神聖でありながら、地域の人々の生活に密着している存在なのです。
- 験担ぎとは、自分の願いが叶うことを願うために行う特別な行為のことです。神社などで行われることが多く、具体的には小石や砂を使ったりします。
- 神社とは、日本の宗教である神道の神様を祀る場所です。主に神様に対する感謝や願い事を伝えるために訪れます。
- 仏閣とは、仏教の教えを広める場所で、仏像や位牌が安置されています。信者が集まり、祈りを捧げるための神聖な空間です。
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