京都のバスケットボールチーム「京都ハンナリーズ」が、自閉症や知的障害を持つ人々のためのバスケットボール団体「F.F.to F.(エフ エフ トゥ エフ)」との交流イベントを開催しました
このイベントは京都府向日市民体育館で行われ、約30年以上の歴史を持つ同団体は、中学生から50代の幅広い年代が参加しています
普段は月に2回、この体育館で練習を行っているメンバーたちが、ハンナリーズの選手と一緒にバスケットボールを楽しむこの機会を待ち望んでいました
今回の交流会は、IT企業「フューチャースピリッツ」の協賛で実施され、約40人が参加しました
ハンナリーズの小野龍猛選手や岡部雅大選手らが、ボールをパスしたり、シュートの様子を見守りながら声をかけたりしました
さらに、鬼ごっこを取り入れた練習も行われ、参加者たちは和気あいあいとした雰囲気の中でプレーを楽しんでいました
参加した32歳の男性(京都市左京区)は「普段の練習とは違ったけれど、すぐに慣れた
楽しかった」と話しました
小野選手は「参加者の体力や走るスピードに驚いた
こういう活動を通じて、もっと多くの人にハンナリーズを知ってもらえたら嬉しい」とコメント
一方、岡部選手は「思っていた以上に楽しく、参加して良かった」と振り返りました
「F.F.to F.」は、京都を拠点に活動する特別支援のバスケットボール団体です。自閉症や知的障害を持つ人々に、バスケットボールを通じた楽しみや社会参加の機会を提供しています。この団体は、30年以上にわたって活躍を続けており、それぞれのメンバーが自分のペースで参加できるような支援を行っています。参加者の中には、バスケットボールを通じて友情を深めたり、体を動かす楽しさを再発見したりする人も多いです。
- F.F.to F.は、バスケットボールを通じて自閉症や知的障害の方々にスポーツの楽しさを提供する団体です。
- 特別支援は、障害や特別な教育的ニーズを持つ子どもたちに対して必要な支援や教育を提供することを指します。
- 身体障害とは、身体の一部が機能しにくい状態を指し、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。
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