祇園で新年を祝う芸妓と舞妓の始業式

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新しい年が始まり、京都の花街で特別な行事が行われました

今回は、芸妓や舞妓たちが一同に集まり、芸の向上を誓う「始業式」が開かれました



この始業式は、祇園甲部にある歌舞練場で行われ、約80人の芸妓や舞妓たちが黒い正装をまとい、正月の飾りである稲穂のかんざしをつけて参加しました

芸妓や舞妓たちは、極めて美しい伝統文化を受け継いでおり、その誇りを胸に、心と技術の修養に力を入れることを誓いました

「祇園の伝統を誇りとし、心の修養に努め、伎芸の習得に励みましょう」という言葉が響き渡る中、彼女たちの新たな気持ちを感じました



式典では、京舞の家元であり、人間国宝の井上八千代さんが祝いの舞「倭文」を披露しました

この舞は、特別な意味を持ち、参加者たちにとって新たなインスピレーションとなりました



そして、特に20歳を迎えた舞妓の恵利佳さんは、コロナ禍の困難を共に乗り越えてきた同期たちとともに、無事にこの特別な日を迎えたことを喜びました

「20代はさらに頑張っていきたいです」と、前向きな姿勢を見せていました



このような行事があることで、伝統文化を次世代に継承していく大切さを実感します

これからも京都の花街は、持続的にその魅力を発信し続けていくでしょう

ピックアップ解説

舞妓とは、日本の伝統的な職業で、美しい着物を着て、舞を踊りながらお客さんをもてなします。特に京都では重要な存在です。舞妓は18歳から20歳になるまでの若い女性たちを指し、彼女たちは厳しい技術を磨きながら、伝統文化を継承していく役割があります。舞妓になるためには、日々の稽古が欠かせず、お茶や会話、舞の技術なども習得しなければなりません。実際、舞妓としてのお仕事は豊かな歴史と伝統に根ざしており、観光客にも人気があります。このように舞妓は、ただの仕事ではなく、深い文化的意義を持つ存在なのです。

キーワード解説

  • 伝統文化とは、世代を超えて受け継がれる文化や習慣のことです。京都には茶道や舞踊、工芸品などたくさんの伝統文化があります。
  • 芸妓とは、日本の伝統的な女性の職業で、主にお酒を提供しながら、お客さんをもてなす役割を担います。技術的には舞や歌、楽器が求められます。
  • 祭りとは、特定の宗教や地域の伝統を祝う行事のことです。京都では多くの祭りが行われ、地域の人たちが一緒に楽しむ大切なイベントです。

5月3日(土)

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