2月17日から19日まで、神戸市で大学日本一を決定するボウリングの個人戦が開催されました
この大会では、出場選手が21ゲームを行い、合計得点で優勝を争います
特に注目を集めたのは、全国トップクラスの実力を誇る同志社大学ボウリング部の女性選手たちです
同志社大学2年生の戸塚知菜選手は、6歳からボウリングを続けており、彼女にとっては「ボウリングが全て」と言えるほどの情熱を注いでいます
昨年の大会では、戸塚選手の姉であり、先輩でもある戸塚眞由選手が大会2連覇を達成しました
戸塚選手は、その姉から受け継いだトロフィーを手に入れたいと考えています
しかし、大会の予選では12ゲームを終えた時点で8位と、スタートは厳しいものでした
予選では、同じ同志社大学の1年生ルーキー、渡辺希哩選手が予選をトップで通過し、3年生の石本恵梨奈選手が3位に続きます
戸塚選手は唇を噛みしめながらも、気を引き締めました
前回の女子団体戦では、同志社大学が3年連続で4回目の優勝を果たしましたが、戸塚選手はその際、補欠として出場できず、優勝を心から喜ぶことができなかったのです
戸塚選手は準決勝のファーストゲームで、今大会の女子のハイゲームとなる268点を出し、順位を3つ上げて5位に浮上しました
その後の3ゲームでも好調を維持し、最終的に4位に躍進します
残すは決勝で、3位の石本選手と隣り合わせの戦いとなりました
最終ゲームが近づくにつれて、戸塚選手は勢いを持ち続けていましたが、最後のゲームでスコアが伸び悩むことに
メンタルが大きく影響したと戸塚選手は語ります
「3位と10ピン差まで詰められたが、空回りしてしまった」と涙ながらに悔しさを吐露
来シーズンに向けては「もっと練習し、結果につなげられるように頑張ります」と前を向きました
最後に意地を見せた石本選手は初の表彰台となる3位に入り、「去年は3ピン足りずに7位だったので、今回は絶対表彰台を目指していました」と語りました
そして、期待のルーキー、渡辺選手が1年生で見事優勝を果たしました
「強い先輩が多い中でも自分の投球を重視し、4連覇を狙います」と力強く言いました
「ボウリング」とは、ボールを転がしてピンを倒すスポーツです。特にアメリカでは非常に人気があり、プロリーグも存在します。京都にも多くのボウリング場があり、子どもから大人まで楽しめるアクティビティです。ボウリングは、技術だけでなく、メンタル面も重要です。試合中にはプレッシャーがかかり、緊張感の中で自分の投球をどう保つかが勝敗を分けることがあります。
- ボウリングとは、ボールを転がしてピンを倒すゲームのことです。友達や家族と一緒に楽しむことができ、リラックスしながらスポーツができる点が魅力です。
- 団体戦とは、チームとして競い合う競技種目のことです。選手同士が連携して勝利を目指すため、個人戦とは異なる戦略が求められます。
- ハイゲームとは、特定の試合において出された最高得点のことを指します。これを達成することは選手にとって大きな自信となります。
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