同志社大学アメリカンフットボール部、関西1部復帰の素晴らしき道のり

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京都の同志社大学アメリカンフットボール部は、血のにじむような努力の末、今シーズンついに関西学生リーグ1部に復帰しました

3年前には部内での暴行事件が発生し、チームはリーグ戦を辞退せざるを得ませんでした

その結果、クラブの存続が危ぶまれるほどの厳しい状況でしたが、翌年には2部から再スタートを切り、昨年、圧倒的な強さを誇って無敗で2部優勝を果たしました

そして12月の入れ替え戦では、大阪大学を大差で打ち負かし、念願の1部昇格を決めました

仲間を奮い立たせる役割を持ったQBの佐々木選手は、以下のように語っています

「このチームは間違いなく2部にいるチームではない

これまでたくさんの事を乗り越えて、ここまで来ました

来年は本当の日本一を取りにいきます

その後、佐々木選手が卒業し、課題を担うのは新たなQB、原田選手です

彼は自信を持ってこう言っています

「周りの評判はあまり気にせず、自分がやるべき事をやる

新チームのキャプテンには竹島選手が選ばれ、監督としての経験を生かし維持を目指しています

4月20日には、同志社大学と京都大学の定期戦「今出川ボウル」が行われ、原田選手が指揮を取り、京大を相手に圧倒的な試合を展開

前半には、ランニングバックの小林選手がタッチダウンを決め、後半にはディフェンシブバックの鈴木選手がインターセプトでさらに点を加えました

最終的には、同志社が京大に17-0で快勝しました

橋詰監督は試合後、チームの成長を振り返り、次のステップに向けた希望を語りました

「あの事件はチームとして受け取らなければならなかった

そこから、ここまで少しずつ進んでいくことが大事です

原田選手は「今までやってきた事が実った試合」と振り返り、最後までチームを引っ張る決意を表明

竹島選手も、最後の年を「暴れまわる」と意気込んでいます

試合後には新入生が次々と入部希望を表明し、同志社大学の未来に期待がかかります

全員で「同志社、日本一取るぞ!」と叫び、チームの絆を深めました

ピックアップ解説

同志社大学アメリカンフットボール部の歴史は、逆境を乗り越えてきた勇気の物語です。特に3年前の暴力事件では、部員たちが一丸となって再生を目指しました。この経験が今のチームの強さとなり、メンバーは「日本一」の目標を掲げています。そうした姿勢が、地域やファンに勇気を与え、同志社の誇りを育んでいるのです。

キーワード解説

  • 不祥事とは、組織のメンバーが犯した法律や倫理に反する行為のことです。今回は部員の暴力事件が原因で、チーム全体が影響を受けました。
  • 定期戦とは、同じチーム同士で、あらかじめ決められた日時に何度も試合を行うことです。同志社大学と京都大学間でも、この試合が毎年の楽しみとなります。
  • 入れ替え戦とは、異なるリーグ間で行われる試合で、勝者が上位リーグに昇格する権利を得ます。同志社大学はこの試合で1部昇格を果たしました。

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