第3回京都キタ短編文学賞が実施され、受賞作品発表

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第3回京都キタ短編文学賞が実施され、受賞作品発表

京都市北区役所では、地域の魅力を発信するため、全国から短編小説を募集する「京都キタ短編文学賞」の第3回が行われました

この賞には令和6年の7月15日から10月15日までの期間中に、192作品が応募されました

まず、24名の一次選考委員による厳正な選考が行われた後、最終選考会が1月27日(月曜日)に開催され、36作品がノミネートされました

その中から優れた作品が選ばれ、受賞作品が発表されました

加えて、コミュニティFM放送局「ラジオミックス京都」(87.0MHz)では、この文学賞を特集した特別番組「京都キタ短編文学ナイト~北区にまつわるステキな物語~」を3月24日から6夜連続で放送されることが決定しました

1 入賞作品について

入賞作品はデジタルブック化され、3月14日(金曜日)から北区役所のホームページ上で公開予定です

(1) 一般部門

ア 最優秀賞(賞金5万円、デジタルメモ「ポメラ」※1)

【タイトル】『春はあけぼの』
【作者】おぎなお紺(53歳・滋賀県大津市在住)

【あらすじ】中学卒業を控えたクラスの帰りの会で、約1年ぶりに登校してきた山際くんが、仲間たちと船岡山に夜明けを見に行くことを提案します

卒業式前日の早朝、クラスメイトとともに山を登り、山際くんが夜明けを見たかった理由を明かします

【受賞コメント】昨年の作品集が学校の図書室に配られたことを聞き、小学生や中学生にも「北区って素敵」と感じてもらえる物語を書きたくなりました

私にとっての北区は、大学時代の思い出と深く結びついています

夢の最優秀賞をいただき、スタッフの皆様に心から感謝申し上げます

イ 優秀賞(賞金3万円)

【タイトル】『咲き誇る五色八重』
【作者】文月未森(東京都調布市在住)

【あらすじ】京都の美大を卒業した宇佐美が、幼少期に祖母の家を訪れた椿寺を思い出しながら、美大在学中の恩師との会話を振り返る物語です

【受賞コメント】北区には多くの魅力的な名所がありますが、私が思い浮かぶのは祖母の実家ともかかわりのある椿寺です

その美しさや逸話に焦点を当てたことで、このような素晴らしい賞を得られたことに感謝しています

ウ 船岡山賞(船岡山エリアにちなんだ商品(1万円相当))

【タイトル】『まばゆい道』
【作者】周八(57歳・京都市上京区在住)

【あらすじ】父親と結婚を控えた娘のエピソードを通じて、船岡山を舞台にした親の想いが描かれます

(2) ジュニア部門

ア 中学生賞(図書カード(1万円分))

【タイトル】『時の茶屋』
【作者】秋(14歳・大阪府守口市在住)

【あらすじ】朝の散歩中に見つけた古びた茶屋が、過去の賑わいを呼び戻す物語

イ 高校生賞(図書カード(1万円分))

【タイトル】『悩めるときは』
【作者】響生(16歳・京都市左京区在住)

【あらすじ】船岡山を訪れた高校生が、大人になることへの不安と神の存在に出会う瞬間を描くストーリーです

2 ラジオ特別番組について

(1) タイトル

「京都キタ短編文学ナイト~北区にまつわるステキな物語~」

(2) 内容

入賞者や応援大使の作家が登場し、作品や北区の魅力を紹介

(3) 放送スケジュール

3月24日から29日まで、毎日20時から放送される予定です

(4) 番組をお聴きいただく方法

FM87.0MHzやスマートフォンのアプリでお楽しみいただけます


記事参照元

京都市情報館

参考資料:報道発表資料(PDF形式, 368.77KB)

掲載確認日:2025年02月13日

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