
京都市南区には、若者たちを支える素敵な取り組みがあることをご存じでしょうか?それは、「ワカモノ食堂」という、中学生から30歳以下の若者たちを対象にした食堂です
この食堂は、毎週2回、大学生たちのボランティアによって運営されており、温かい食事を提供するだけでなく、心のつながりも育んでいます
実は、この食堂は2020年に始まり、今年で5周年を迎えたのです!
「ワカモノ食堂」は、ひとり親家庭や生活が厳しい家庭を支援するために開設されたもので、子どもたちが一人で食事をする孤食をなくすことを目指しています
最近の統計によると、今年度はなんと4529人もの若者が利用しており、昨年よりも1724人も多いとのこと
驚きですね!
ワカモノ食堂の温かい雰囲気
毎週、若者たちは自分たちのお小遣いでわずか50円の食事を楽しんでいます
メニューには唐揚げ丼や味噌汁など、みんなが大好きな食べ物が並びます
先日も、自習室で勉強していた中高生たちが、あたたかな食事を頬張っている姿が見られました
「ごちそうさまでした」と、少し照れながら食器を返す男子中学生に、ボランティアの学生たちが「みそ汁の味、どうだった?」と尋ねると、彼は「おいしかったです」と答え、その表情には笑顔が溢れていました
ボランティアの想い
この活動を支えるのは、高校生や大学生のボランティアたちです
立命館大学の金澤笑里奈さん(18)は、月に1回参加しており、「家庭と外食の間の、あたたかい空間」と感じているそうです
「ありがとうと言ってもらえると、愛情150%で料理していることが伝わったようでうれしい」とそのやりがいを語ってくれました
若者たちの笑顔を見ることが、彼らのモチベーションになっているのですね
ボランティアの参加方法
これからも、より多くの若者たちにこの素晴らしい経験を提供するために、南青少年活動センターではボランティア募集中です
興味のある方はぜひ、075(671)0356に問い合わせてみてください
若者たちにあったかい居場所を提供するために、少しの力を貸してみませんか?
「ワカモノ食堂」とは、特に中高生を対象とした地域の食堂で、ひとり親家庭や生活に困っている家庭を支援するために設立されました。子どもたちが心温まる場所で食事をすることができるよう、大学生たちがボランティアとして活動しています。このような場所があることで、若い世代が社会とつながり、居場所を見つける手助けになるのです。たくさんの笑顔と温かい交流に包まれた食堂は、地域全体を盛り上げる大切な役割を果たしています。
- ひとり親家庭とは、一人の親が子どもを育てている家庭のことです。一般的には、母親か父親のどちらか一方が子育てを担っている形です。
- ボランティアとは、他の人や地域のために無償で手伝いをする人のことです。自分の時間を使って、様々な活動を支援します。
- 孤食とは、一人で食事をすることを指します。特に子どもたちにとっては、友達や家族と一緒に食事を取ることが大切です。
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