八幡市で開催された新春書き初め大会の模様

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八幡市で開催された新春書き初め大会の模様

 新年が始まると、八幡市では毎年恒例の特別なイベントが行われています

その名も「新春書き初め大会」です

このイベントは、「寛永の三筆」として知られる松花堂昭乗ゆかりの松花堂庭園・美術館で行われ、地域の子どもたちにとって特別な体験の場となっています

 八幡市と市教育委員会、そしてやわた市民文化事業団が主催するこの大会は、今年で28回目を迎えます

今年は市内に在住または在学している、3歳から高校生までの約50人の子どもたちが参加しました

みんな、真剣な表情で筆を運び、自分の思いを表現していました

書き初め大会の様子

 参加者たちは、手本を見ながら長半紙4枚に「はごいた」や「夢を抱く」といった言葉を丁寧に書きました

もちろん、書道の講師を務める市文化協会書道部会や、京都八幡高校書道部のメンバーたちも参加し、「すごいね」「上手」といった声をかけていました

そのとき、子どもたちは少し照れた様子を見せますが、誇らしげな顔が印象的でした

優秀作品の展示

 この中から最も出来がよかった作品は、1月25日から2月2日まで松花堂庭園・美術館で展示されます

この展示は、子どもたちの努力の成果を地域の皆さんと共有する大切な機会です

地域を盛り上げるイベントとしても、この新春書き初め大会は色々な人に楽しんでもらえる素晴らしい企画です

 八幡市に住む子どもたちが自分の夢をつづるこの場が、将来の文化の担い手となることを願っています

ピックアップ解説

松花堂昭乗とは、寛永時代の日本の書家であり、「寛永の三筆」として特に評価されています。彼は美しい文字を書く技術に優れ、またその作品は今でも多くの人に愛されています。松花堂昭乗の名前がついた松花堂庭園・美術館は、彼の素晴らしい作品や文化を次世代に伝えるための場所でもあります。子どもたちが書く言葉には、彼の精神も受け継がれているのかもしれませんね。

キーワード解説

  • 松花堂庭園は、京都府八幡市にある日本庭園で、松花堂昭乗に由来する美しい景色が広がります。
  • 書道とは、文字を美しく書く技術やその芸術のことです。日本の伝統的な文化の一つで、深い歴史があります。
  • 新春とは、新しい年の始まりを祝うことです。特に、元旦やその後の時期に行われる行事や風習が多いです。

4月26日(土)

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