
最近、京都の自然環境に影響を与える特定外来生物が確認され、私たちの美しい風景が脅かされています
特に、八幡市と木津川市で発見されたのは、「クビアカツヤカミキリ」という害虫です
この害虫は、主にサクラやスモモなどの樹木に悪影響を及ぼすことで知られています
クビアカツヤカミキリとは?
10月14日、木津川市では、住民から「フラス」と呼ばれる幼虫のふんと木くずが混ざったものが発見されたとの情報が寄せられました
フラスは、クビアカツヤカミキリの幼虫が樹木の中で食べた後に残したものです
その後、府と市の職員が16日に調査を実施し、サクラやスモモの被害を受けた木を確認しました
八幡市の被害状況
八幡市では、男山のくすのき近隣公園にてサクラ1本が害虫に襲われていることが発見されました
府民の通報を受けて、すぐに調査が行われ、幼虫が見つかり、その対策が取られました
対応策について
京都府と両市は、被害木に対して幼虫を殺し、さらに薬剤処置を行っています
このような迅速な対応がなければ、木々だけでなく、私たちの生活環境にも大きな影響を与えかねません
今後の対策とお願い
府自然環境保全課では、成虫やフラスを発見した場合は、ぜひ情報提供を呼びかけています
私たち一人一人が、大切な自然環境を守る手助けができるのです
電話番号075(414)4706までご連絡ください
クビアカツヤカミキリとは、特定外来生物で、主にサクラやウメなどの樹木の内部を食害し、大量のフラスを排出する害虫です。成虫の特徴は首が赤いことで、見た目もユニークですが、私たちの大切な自然環境を脅かす存在でもあります。これまでにも、京都府内で被害が相次いでおり、特に昨年7月以降、その存在が確認されています。このような外来生物への対策が急務です。
- クビアカツヤカミキリとは、日本において外来の害虫で、特にサクラなどの樹木に被害を与えます。幼虫は木の内部を食べるため、木が枯れてしまうことがあります。
- 特定外来生物とは、国外から日本に持ち込まれ、国内の生態系に悪影響を及ぼす生物を指します。これらは生態系のバランスを崩し、対策が求められています。
- フラスとは、クビアカツヤカミキリの幼虫が樹木を食べた後に残すふんや木くずです。これが発見されると、害虫の存在が疑われます。
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