南丹市、災害対応でドローン活用に向けた協定を結ぶ

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南丹市、災害対応でドローン活用に向けた協定を結ぶ

 京都府南丹市が災害対応において、ドローンを駆使する取り組みを進めています

市はこのほど、災害時にドローンを使って情報収集や物資輸送を行うため、6つの事業者との協定を結びました

この協定により、不測の事態に備えるための体制が整いつつあります

 ドローンは、空から素早く情報を集めることができる優れた道具であり、行方不明者の捜索や孤立した地域への物資輸送にも大いに役立ちます

実際、南丹市には旧小学校の体育館や校庭を活用したドローンの講習を行う企業が続々と進出しています

これは地元の若者や中高生にとって、新しい技術を学ぶチャンスでもあります

協定に関わる事業者たち

事業者名所在地
地域再生・防災ドローン利活用推進協会旧西本梅小(園部町)
Fujitaka川辺小(同町)
UNIXIA旧五ケ荘小(日吉町)
WorldLink&Company旧鶴ケ岡小(美山町)

 今年の1月20日に締結式が行われた際、南丹市の西村良平市長は、「道路が寸断されても、ドローンを使うことで迅速な輸送や捜索が可能になる」と期待を寄せられました

このように、ドローンが地域の安全を支える重要な役割を果たすことができるのです

 協定に関与する事業者の上原陽一代表理事は、「日常からの連携を深め、災害時には効率的かつ安全な対応を心がけたい」と語っています

これにより、南丹市の地域防災力の向上が期待されます

ピックアップ解説

ドローンとは、小型の無人航空機のことです。最近では、農業や物流など、多くの分野で活用されていますが、災害時の情報収集にも非常に役立ちます。特に、道路が塞がれている場合でも、空からの視点で現場の状況を確認できるため、被災者の捜索や避難指示がスムーズに行えます。京都でもその利便性に注目が集まっており、これからますます多くの活用が期待されています。

キーワード解説

  • ドローンとは、操縦者がいない遠隔操作可能な無人航空機のことです。様々な用途があり、特に情報収集や物流での活用が注目されています。
  • 防災とは、災害が起こる前にその影響を最小限にするための取り組みや対策のことです。これには、地域の避難訓練や緊急避難場所の設置が含まれます。
  • 講習とは、新しい技術や知識を学ぶための授業やトレーニングのことです。今回のドローン講習では、操作技術や安全な運用方法を学びます。

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