城陽市寺田・水度神社で茅の輪くぐり始まる

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厳しい夏を前にして、城陽市寺田にある水度神社では無病息災を祈る「茅の輪くぐり」が始まりました

茅の輪は直径約2メートルの大きさで、訪れた多くの人々がその中をくぐり抜けながら、健康を願っています

茅の輪をくぐることで、半年間のけがれを払い、心身ともに健康に過ごせるとされています

この茅の輪は、地元の茅葺(かやぶ)き職人たちの手によって作られたものです


 また、今年から水度神社で設置が始まり、6月30日には神事「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)式」が行われました

神事では、宮司の水田清比古さん(70)がその儀を執り行い、参拝客たちも額に汗を浮かべながら茅の輪をくぐります


 近くに住む介護福祉士の女性(56)は「茅の輪をくぐると少し涼しさを感じる気がする

猛暑を乗り越えられるようにと願いました」と笑顔で話しました


 この茅の輪は、7月6日の午後4時まで設置されていますので、ぜひ多くの方々に訪れていただき、願いを込めてくぐってもらえればと思います

ピックアップ解説

「茅の輪」は神社でよく見かけるもので、正式には「茅(かや)」で作られた輪のことを指します。この輪をくぐることによって、身についた邪気や運気の悪さを取り払うとされています。茅葺(かやぶ)き職人が作る茅は、古代から日本の生活に根付いていて、自然の素材であるため、神聖さが込められています。自分の穢れを清め、新たな気持ちで夏を迎えるためには、茅の輪くぐりはとても大事な行事です。お参りの際には、ぜひこの伝統を体験してください。

キーワード解説

  • 茅葺(かやぶ)きとは、茅という植物を使って屋根を葺く技術のことです。これにより、雨水を防ぎ、断熱性も持った家が作れます。
  • 水田とは、稲を育てるための田んぼのことを指します。日本の重要な農業の一環であり、特に京都では美しい景観を築いています。
  • 神事とは、神様に感謝の気持ちを伝えたり、願い事を祈ったりするための儀式のことです。日本の伝統文化において非常に重要です。

7月5日(土)

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