京都府城陽市で、地元の男性がなんと2000匹以上のスズムシを育てることに成功しました!これまでスズムシを育てるのに苦労していた彼ですが、今回は大きな成果を上げました
これからの季節、スズムシの涼しげな音色が聞こえてくると思うと、ワクワクしますよね
この男性、広田智充さん(68)は、昨年5月に近所の知人から約200匹のスズムシを譲り受けました
彼は過去に何度もスズムシを育てようとして失敗していましたが、「今度こそ卵からかえしたい」という思いで再挑戦し、見事に成功を収めました
広田さんは、スズムシを育てるために、横42センチ、幅24センチ、高さ25センチの飼育ケースを使い、今年はなんとその飼育ケースを3つに増やしています
飼育ケースの中には、小さな鉢植えや枝を置き、虫たちが隠れるための場所を用意しています
また、土が乾燥しないように霧吹きで水をかけ、専用の餌を与えるなど、細かい配慮をしています
昨年は家族とともにスズムシの美しい音色を楽しみましたが、今年はスズムシがたくさん増えたため、京都市西京区の華厳寺に約100匹を寄贈しました
さらに、近くの久津川保育園などの幼稚園にもそれぞれ100匹をプレゼントしました
久津川保育園の竹内久美子園長は、「子どもたちは虫と触れあうことが大好き
命の尊さを学ぶ機会にもなり、感謝しています」と話しています
広田さんは、動画サイトYouTubeでも「智じー」として活動しており、奥様が作る料理や飛行機の動画を投稿していますが、スズムシの音色も披露したところ、たくさんの人たちから好評を得ました
「また聞きたいと言ってくれる人がいるので、秋には子どもたちにも美しい鳴き声を楽しんでもらいたい」と笑顔で語りました
日々の小さな幸せや自然との交流を大切にしながら、これからも城陽市の魅力を発信してほしいですね
スズムシは、秋の訪れを告げる虫として知られています。その美しい音色は、爽やかな風とともに心を癒してくれます。特に京都では、スズムシを鑑賞する文化があり、彼らの鳴き声は日本の風情を感じさせます。スズムシの音色は、他の虫と違って、まるで鈴の音のように清らかです。この音を聞くことで、秋を感じることができるのです。
- スズムシとは、秋にその美しい鳴き声を響かせる昆虫です。日本では古くから親しまれる存在で、特に音色が心地よいとされています。
- 幼虫とは、昆虫の成長段階の一つで、卵からかえった後の若い状態のことです。この時期は成長のために栄養をたくさん摂る必要があります。
- 命の尊さとは、すべての生き物が持つ価値や大切さのことです。子どもたちに虫を育てる経験を通じて、自然について学んでもらう良い機会です。
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