
「海の道を行こう!」今日、京都府宮津市にある府立海洋高等学校の生徒たちが、国際航海実習から帰ってきました!15日に桟橋に帰港した彼らは、韓国の浦項や北海道、新潟の造船所など、さまざまな場所を訪れた素晴らしい経験をしてきました
特に、初めての海外実習ということで、皆の表情はいつも以上に引き締まっています
これからの海のプロとしての活動が楽しみですね!
実習に参加したのは、航海船舶コースの3年生13人(女子は1人)
彼らは、実習船『みずなぎ』という258トンの船で、3日に出航しました
海での操舵(そうだ)技術や航海計器の扱いを実際に体験し、さらには水路図誌という海の地図の使い方も学びました
初めての海外実習では、出入国の手続きも自分たちで行い、貴重な体験を重ねました
日本海を越えて、韓国の海洋マイスター高等学校の生徒たちとも友達に
交流を通じて、お互いの文化を学び合う機会を得ました
また、北海道では函館水産高や北海道大学の水産学部を訪問し、新潟では自分たちが乗る船を作った新潟造船にも行きました
この実習で航海した距離は、なんと計1550カイリ、約2870キロにも及びます
帰港した15日は午後4時から帰航式が行われ、下船した生徒たちの元気な姿が印象的でした
上林秋男校長は、「運命共同体として13日間の船内生活を送ってきた
皆さんのこの貴重な経験を自信にして、これからの人生に生かしてほしい」と温かい言葉を送りました
実習を代表してコメントした18歳の生徒は、「実習を通して成長したと言われるよう、気を引き締めたい」と意気込みを語っていました
『実習船』とは、実際に航海を行うために使われる訓練用の船です。日本では海洋高等学校で生徒たちが乗り込んで、海の技術を学ぶ際に使用します。学生たちは、実習を通じて操舵技術や海図の読み方をマスターし、将来の海のプロフェッショナルを目指します。特に、海とのつながりが深い京都府では、このような実習船の存在が重要です。海での経験は、学生に自信とスキルを与え、将来の仕事にも活かされることでしょう。実習船の活動を通じて、地域活性化や職業教育の重要性も再認識されているのです。
- 海洋高等学校とは、海に関する専門的な技術や知識を学ぶ学校です。船舶や水産業など、海に密接に関わる職業を目指す学生が集まります。
- 航海技術とは、海上で安全に航行するための技術や知識のことです。操縦や航路の計画、気象の判断などが含まれます。
- 造船所とは、船を建造したり修理したりする工場のことです。大きな船から小さな漁船まで、さまざまな船がここで作られます。
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