福知山市で進む祇園祭の伝統・荒縄作り現場

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京都府福知山市で、今年も楽しみな祇園祭のために、特別な荒縄作りが行われています

この荒縄は、祇園祭の魅力を支える重要な役割を果たしているんですよ!

祇園祭では、山や鉾を組み立てる際に、くぎを一切使わずに荒縄をかけて固定する「縄がらみ」という伝統的な方法が使われています

この技術は、私たちが誇る京都の文化の一つです

今年も、福知山市三和町の工場では、荒縄作りが盛んに行われ、職人の皆さんが力を合わせて伝統を守っています



荒縄は、一体どのように作られているのでしょうか?まずは、わらのごみを丁寧に取り除き、その後専用の機械でねじりを加えていきます

そして、できあがった縄は太さが約11ミリ、長さは100メートルにもなるそうです!最後に、表面からはみ出た部分をカットして整え、玉状にして完成します

この度、今年はおよそ600玉を納品する予定だとか



最近、コメ作りが機械化され、材料となるわらの入手が難しくなっています

そのため、栃木県や鳥取県などからわらを買い付けることになったそうです

田尻太さんという職人は、「祇園祭に使っていただけることを大変光栄に思います

いい製品を作るため、これからも努力していきたいです」と語ってくれました

ピックアップ解説

荒縄の製造には、自然のわらを使用しますが、最近はコメ作りが機械化され、わらの入手が難しくなっています。昔は容易に手に入ったわらも、今では貴重な材料になっています。それにより、全国からわらを取り寄せるという新たな挑戦が生まれています。つまり、私たちの生活スタイルが変わると、伝統産業にも影響が出るということなんですね!

キーワード解説

  • 荒縄とは、わらをねじって作られる縄のことで、主に伝統的な祭りや工芸品に利用されます。特に祇園祭では、山鉾を組み立てる際に不可欠な存在です。
  • 縄がらみとは、祇園祭の山鉾を組み立てる際に、あえてくぎを使わずに荒縄で固定する方法のことです。これにより、より伝統的で美しい山鉾が完成します。
  • 祇園祭とは、毎年7月に京都で開催される大規模な祭りで、山鉾巡行が行われます。歴史ある伝統行事として、多くの観光客も訪れる魅力的な祭りです。

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