
最近、京都府木津川市でとても大切な出来事がありました
それは、金融機関の職員が不審な投資話を見抜き、被害を未然に防いだということです
これは、私たちが普段見過ごしがちな金融の大切さを考える良い機会になりそうですね
木津川市での英断
2025年5月22日、京都中央信用金庫加茂町支店の藤井郁香さんと支店長の井村新平さんが警察から感謝状を受け取りました
この2人は、70代の男性がSNSで知り合った人からの投資話を信じ、200万円を振り込もうとしたところを止めたのです
不審な振込を察知
藤井さんが振込先を確認したところ、それが個人名義であることが判明しました
「これはおかしい」と思った藤井さんは、井村さんと一緒に警察へ通報しました
この判断が功を奏し、男性は詐欺の被害に遭わずに済みました
詐欺被害の実態とは?
警察によると、SNSを利用した投資詐欺、通称「SNS型投資詐欺」は今大きな問題になっています
特に、恋愛を利用したロマンス詐欺のケースも非常に多いです
昨年の被害額はなんと18億4600万円にも上り、今年もすでに1億5000万円以上の被害が確認されています
警察の対策と啓発
木津警察署の西口署長は「このような詐欺の被害は増えており、金融機関と協力して防止策を進める必要があります」との見解を示しています
SNSからLINEに誘導されるだけでなく、見知らぬ人からの投資話には十分な警戒が必要です
まとめ
この事件は、私たちが日頃から気を付けているべき事を再認識させてくれました
特にお金に関する話には注意が必要です
これからもお互いに情報を共有し、被害防止に努めたいですね
SNS型投資詐欺とは、SNSを利用して投資話を持ちかける詐欺のことです。特に、恋愛感情を利用したロマンス詐欺が多く、心の隙間に入り込みます。SNSで知り合った人に投資を勧められたら、必ず自分で調べたり信頼できる人に相談するのが大切です。詐欺は年齢に関係なく、誰にでも及ぶ可能性があるため、注意が必要です。
- SNS型投資詐欺とは、SNSを通じて行われる投資の詐欺で、特に見知らぬ人からの誘いが多いです。これによって、多くの人が金銭的な被害に遭っています。
- ロマンス詐欺とは、恋愛感情を利用して相手をだまし、お金を引き出そうとする詐欺のことです。主にSNSや出会い系サイトで行われ、多くの人が被害にあっています。
- 金融機関とは、お金に関するサービスを提供する機関のことで、銀行や信用金庫、保険会社などが含まれます。私たちの生活に欠かせない存在です。
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