京田辺市で日本語学ぶ教室が30周年を迎えたイベントの様子

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京田辺市で日本語学ぶ教室が30周年を迎えたイベントの様子

 ボランティアが日本語を教える「京田辺市民日本語読み書き教室」が、なんと30周年を迎えました!この特別な日には「記念のつどい」が18日に、京都府京田辺市の社会福祉センターで開催され、約50人の参加者が集まりました

 参加者たちは、これまでの教室の歩みを振り返り、様々な課題や今後の展望について語り合いました

その中には、設立当初から通い続けている中国残留孤児の80代の男性もいました

彼は自分の人生を綴った作文を、参加者の前で堂々と読み上げ、「子どもと孫の成長が励み

これからも日本語の勉強を続けたい」とほほ笑みながら語りました

 また、元文部科学事務次官の前川喜平さんが講演し、「年齢や国籍に関係なく、学びたいと思う人は誰でも受け入れる場所であるべき」と、夜間中学の重要な役割について説明しました

特に、京都府内に公立夜間中学が京都市内にしかない現状を踏まえ、新たな夜間中学の設立が必要であると訴えました

 午後には、市民団体の「京田辺自主夜間小・中学校」と「京田辺市民日本語読み書き教室」が共催し、現役の教室の生徒たちや中国残留孤児、ベトナム、ボリビア出身の方々など、様々なバックグラウンドの人々が通っていることが紹介されました

 そして、奈良市立中夜間学級の非常勤講師である次田哲治さん(74)は、「ボランティア活動が30年間も続いているのは本当に素晴らしいこと

もっと多くの人にこの教室に関心を持ってもらいたい」と語り、教室の重要性を強調しました

ピックアップ解説

「京田辺市民日本語読み書き教室」は、京都府京田辺市で30年続いている日本語を学ぶ教室です。ここでは、国内外から来た人々が共に言語を学び、交流することができます。この教室の最大の魅力は、年齢や国籍に関係なく、学びたいという思いを持つ人々が集まるところです。ボランティアの方々が支え合い、多様な文化背景を持つ仲間とともに過ごすことで、言語だけでなく国際交流も深まります。京田辺市はこういった取り組みが盛んで、地域のつながりが強いですよ!

キーワード解説

  • 日本語とは?日本の公用語で、日本だけでなく世界中に日本語を学ぶ人々がいます。独特な文字(ひらがな、カタカナ、漢字)を使用し、表現が豊かです。
  • ボランティアとは?無償で社会貢献活動を行うことで、地域社会の向上を目指す人々のことを指します。自分の時間を使って他人を助けることが特徴です。
  • 夜間中学とは?主に日中は仕事をしている人々が、夕方から夜にかけて中学校の授業を受けることができる学校です。みんなが学ぶ機会について貴重な場となっています。

5月24日(土)

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