
観光客で賑わう紀ノ川の岸辺、嵯峨嵐山地域の大通り、長辻通に新しいごみ箱が設置されました!これは実に8年ぶりのことで、地元の皆さんが待ち望んでいたニュースです
以前は過去の経験から、何度もごみの散乱が問題となり、撤去されてしまった経緯があります
しかし、今回は市の取り組みとともに、嵐山商店街の皆さんもごみの回収を手伝うことになり、地域全体で新たな試みが始まります
設置されたのは、最新式のスマートごみ箱6基です
これらのごみ箱は、ごみを圧縮して詰める機能を持っていて、どれくらいごみが溜まっているかを知らせる通信機能も備えています
まさに、これからの時代にぴったりのごみ箱です
右京区に本店を構える観光人力車「えびす屋総本店」から4基、同商店街や嵐山保勝会から2基が寄付され、京福電鉄の嵐山駅周辺や天龍寺前に設置されました
以前は、長辻通に設置されていたごみ箱がごみで溢れ、周辺にはごみが散乱してしまうことが多く、地元の方からの苦情もありました
そのため、2017年にごみ箱は撤去されたのです
しかし最近では、訪日客の増加やテイクアウト店の出現によりごみが増えてきました
そこで、商店街が再度ごみ箱設置を求め、取り組み始めたのです
地域と一緒に美しい嵐山を目指す
昨年の観光シーズンには、商店街で「クリーンタイム」というイベントを実施しました
この日は、各店舗が一斉に清掃を行い、そうした活動を通して地域の美化に取り組んでいます
また、購入した店にごみを持ち帰ると景品がもらえるという楽しいイベントも行いました
そして、オリジナルソング「クリーンクリーン嵐山」を作成し、美化活動を広めるために放送しています
商店街の会長である石川恵介さんは「私たちの本気の姿勢が伝わり、ごみ箱の復活につながったのでは」と話しています
さらに、4月上旬には、先に設置されていたスマートごみ箱の使用法に関する説明会が開かれ、9店舗が参加して実際に使ってみることも学びました
市の担当者は「地域の皆さんと共に、美しい嵐山を目指していきたい」と意気込みを語っています
新しいスマートごみ箱は、5月1日から利用が始まり、これからの嵐山がどのように変わっていくのか、大いに期待が高まります
「スマートごみ箱」は、環境保護の一つの方法です。これまでのごみ箱では、ごみが溢れることがありましたが、スマートごみ箱はごみを圧縮して入れることができ、容量がいっぱいになるとお知らせしてくれる機能があります。この箱があれば、ごみの散乱を防ぐだけでなく、清掃作業も効率よく行えるようになります。また、賢いデザインにより、見た目もスッキリとしていて街の美観も保てます。いろいろな場所でこのスマートごみ箱が普及することで、もっときれいな街を作れるといいですね。
- ごみ問題とは、廃棄物が適切に処理されず、環境や地域社会に悪影響を及ぼす問題です。特に観光地では、観光客が出すごみが問題になりやすいです。
- 環境美化活動とは、地域や自然環境をきれいに保つために行う取り組みです。清掃活動やごみ箱設置などがこれにあたります。
- 観光地とは、多くの人が訪れる名所やスポットのことです。京都には神社や寺院、美しい風景がたくさんあり、観光地が充実しています。
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