
京都市の四条大宮と嵐山を結ぶ京福電鉄(嵐電)の新しい車両「KYOTRAM」が、2025年2月27日に運転を開始しました
この車両は、嵐山駅で行われた披露式典で初めて一般にお披露目されました
午前10時半過ぎ、紫色の美しい車体が嵐山駅に到着し、待ちわびた観客からは大きな拍手が送られました
式典では、京福電鉄の大塚憲郎社長が「この新しい車両が京都の街や風景に馴染み、全ての人に愛されることを期待しています」と挨拶し、テープカットと共にくす玉を割って導入を祝いました
この新しい車両は、その丸みを帯びた形状が特徴で、嵐電の昔の車両を思わせるレトロなデザインも取り入れています
座席周辺などにも同じ丸みを持たせて、懐かしさを感じさせます
さらに、近くに住む嵐電ファンの方の声にも注目です
「娘が0歳で、将来的に一緒にこの電車で過ごすことになると思います
よろしくお願いしますという気持ちで見に来ました」とお話ししていました
京福電鉄では、今後5年間で同タイプの車両を6台増やす予定です
大塚社長は、「今回の新車両は24年ぶりのものです
嵐電のイメージを変えるリーダー的な存在になることを期待しています」と語ります
初めての運行では、嵯峨幼稚園の子どもたちが乗車し、午前11時過ぎに四条大宮へ向けて出発しました
京都の新たな風景と歴史を感じられる素晴らしい新車両を皆さんもぜひ体験してみてください
「嵐電」は、嵐山と呼ばれる京都の観光名所を結ぶ路面電車です。約100年以上の歴史があり、地域の人々にとって生活の足となっています。また、観光客にも大変人気で、景色を楽しみながら移動できる便利な交通手段です。特に秋の紅葉シーズンには、絶景を楽しむために多くの人が訪れます。新しいKYOTRAMが運行を開始することで、さらに多くの人が嵐山の魅力を再発見してくれることでしょう。
- 嵐電とは、嵐山を中心とした京都市内を走る路面電車のことです。
- 京福電鉄とは、滋賀県と京都府を結ぶ鉄道を運営している会社です。充実した観光地を結んでいます。
- KYOTRAMとは、京福電鉄が導入した新しい種類の電車です。レトロでありながら近未来的なデザインが特徴です。
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