
最近、京都市では子どもたちに医療や介護の大切な仕事について知ってもらうイベントが開催されました
このイベントは、京都第一赤十字病院で行われ、未来の医療リーダーたちに「命を支える仕事」に興味を持たせることが目的です
イベントには、小学校5年生と6年生から合計126人の児童が参加しました
参加者たちは、医療現場がどのように機能しているのかを、楽しく学ぶ機会を持ちました
特に、採血の体験コーナーでは、看護師さんから直接教わることで、腕をバンドで縛り血管を浮き上がらせて、模擬的に採血を行う楽しさを実感していました
注射器を使う際の力の加減を学び、医療のプロセスに触れられる貴重な経験になったようです
さらに、胃カメラの操作体験では、カメラの動きと自分の手元で操作する動きを結びつけて実際に確認することができました
子どもたちは内視鏡の映像を見ながら、仮想の手術を体験するコーナーにも挑戦し、普段触れることのない医療機器に少し戸惑いながらも、興味津々で取り組んでいました
参加した6年生の女子児童は、「外科での体験が一番印象に残りました
これからもっと病院のことを知りたいと思いました」とコメント
このイベントを通じて、医療職への夢を育むきっかけができたようです
京都第一赤十字病院の消化器内科の戸祭直也副部長は、「普段の診療で使っている本物の機器を使っているので、リアルな体験ができたと思います
今後も、子どもたちに夢を与える活動を続けていきたい」と語っていました
医療イベントで体験した「採血」は、人の健康を守る重要な仕事の一つです。実際の医療現場では、採血を通じて病気の兆候を見つけたり、治療のためのデータを得たりします。大人になった時、医療に関する知識を持っていることは非常に役立つでしょう。医療の現場に触れることができるイベントは貴重な機会です。子どもたちが医療に興味を持つことは、将来の医療現場にとっても明るい兆しです。
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