
今年も福知山市では、春といえば欠かせない「タケノコ」の収穫が盛んに行われています
特に報恩寺地区は、古くからタケノコの名産地として有名で、約40軒の農家が連携して、この美味しいタケノコを育てています
今年の収穫は、3月21日からスタートしました
この日は、農家の野田和則さんが、専用のくわを手にして竹林に入り、タケノコを掘り起こしていました
タケノコは、地面から顔を出す前に小さな割れ目を見つけることで収穫されます
野田さんは、周囲に優しくくわを入れて、長さ10センチほどのタケノコを次々と掘り出していました
今年は特に豊作が期待され、長さ25センチ、太さ10センチの立派なタケノコも収穫されているとのこと
野田さんは、「報恩寺地区のタケノコはえぐみがなく、ゆでずに生で食べてもおいしいです
これから暖かくなって、さらに大きなタケノコが出てくるのが楽しみです」と嬉しそうに語っていました
報恩寺地区でのタケノコ掘りは、5月上旬まで続き、今年は約30トンの収穫を見込んでいるそうです
収穫されたタケノコは、地元の販売所やスーパーマーケットで販売されるほか、京阪神地区に出荷される予定です
ピックアップ解説
タケノコは春を代表する食材の一つです。この植物は、実は成長が非常に早く、適切な条件下では一晩で数センチも伸びることがあります。タケノコは、その独特の風味から、さまざまな料理に使われます。日本では、煮物や天ぷら、味噌汁などに利用され、特に生で食べるタケノコは、フレッシュな味わいが楽しめるのが魅力です。
キーワード解説
- タケノコとは、竹の若芽のことです。春先に地面から出てきて、成長が早い特徴があります。タケノコは食材として非常に人気で、日本料理には欠かせない食材です。
- 報恩寺地区とは、福知山市にある歴史的な地域で、タケノコの生産が盛んなことで知られています。この地区は自然も豊かで、観光地としても魅力的なスポットです。
- 京阪神地区とは、京都府、大阪府、兵庫県を含むエリアのことで、観光地としても有名です。食文化も豊かで、地元の食材を生かした料理が楽しめます。
前の記事: « 南丹市で救急車出動遅れの報告と反省
次の記事: 京都で段ボール迷路を楽しんでリサイクルを学ぶイベント »
新着記事