
京都市下京区で、地域社会をより良くするために取り組んだ小・中学生の成果を発表するイベントが開催されました
このイベントの名前は「Kyoto・アントレプレナー・チャレンジ」
子どもたちが身近に感じる問題を解決することで、起業家精神を学ぶことを目的としています
今回は、29グループが応募し、事前審査を通過した5つのグループがそれぞれの取り組みを発表しました
特に印象的だったのは、京都市伏見区にある醍醐小学校のグループです
このグループは、地域の山がシカに荒らされているという問題に目を向け、竹林の整備に取り組みました
子どもたちは、野生動物や竹のことを学び、伐採した竹でおもちゃを作るなどの活動を通じて、「毎日の当たり前から社会課題を見つける」重要性を実感したと伝えました
また、左京区の葵小学校の児童たちは、心と体の性の不一致に悩む人々についてリサーチを行い、その学びを劇という形で発表しました
審査員たちは、参加者の熱意を大切に受け止めながら、子どもたちにアドバイスをしていました
このイベントは、将来の京都を担う子どもたちが自発的に考え、行動する力を育む貴重な機会となりました
ピックアップ解説
「起業家精神」とは、ビジネスを始め、成功させるための考え方や行動のことです。京都の若者たちが挑戦を通じて学ぶこの精神は、地域の問題を解決するためにも重要です。例えば、社会課題への意識を高めたり、創造力を活かして新たなビジネスを築いたりする力が育まれます。京都を盛り上げるためには、この起業家精神を持った若者がもっと増えてほしいですね!
キーワード解説
- 社会課題とは、地域や社会全体が抱える問題のことです。例えば、環境問題や貧困などがあります。
- 起業家精神とは、自らビジネスを始め、成功させるための意欲や行動力のことです。特に新しいアイデアを持っている人に必要です。
- 地域貢献とは、地域の人々や環境を良くするために行う活動のことです。ボランティアなどが含まれます。
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