
災害が起きた時、特に困るのは視覚や聴覚に障害がある方々です
そんな困難に対して、京都府向日市社会福祉協議会が新たに支援用のバンダナを作りました
このバンダナは、目立つ黄色で作られており、サイズは90センチ四方です
「目が不自由です」「耳が聞こえません」「お手伝いをお願いします」「手話・筆談お手伝いします」という言葉が四隅に書かれています
また、バンダナにはヘルプマークも付いていて、これを身に着けることで周囲の人に支援が必要であることを伝えることができます
使い方も簡単で、必要な支援の文字が外側に向くように折り、背中に羽織るスタイルです
外見からは障害があるとはわからない方でも、バンダナを着用することで、周囲に自分の状況を理解してもらうことができるのです
このバンダナは、150枚が作成され、障害者団体や支援団体に配布されました
今後は、講演会や各種イベントでこのバンダナの使い方を説明し、多くの方々に周知を図る計画が進められています
このような取り組みがあることで、向日市がより住みやすい場所になることを願っています
バンダナは視覚や聴覚障害者が自分の状況を周囲に伝えるための道具です。災害時に困るのは、周囲の人々に助けが必要だと理解してもらいにくいこと。しかし、このバンダナを羽織ることで、支援が必要だと簡単に示すことができるんです。バンダナには「目が不自由です」や「耳が聞こえません」といった具体的な文字が書かれていて、これで困っていることを周りの人に知らせることができるのです。向日市がこのような取り組みを行うことで、障害のある方々もより安心して生活できる環境が整っていきます。
- ヘルプマークとは、支援が必要な人を周囲に知らせるためのマークのことです。バッジとして身に着けることで、周りの人たちに支援をお願いしやすくなります。
- 視覚障害とは、目が見えにくい状態や全く見えない状態を指します。視覚に障害がある方々は、情報を得るために特別な支援が必要です。
- 聴覚障害とは、音を聞き取りにくい、または全く聞こえない状態のことです。このような障害があると、コミュニケーションにおいて文字や手話などのサポートが必要になります。
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