宇治市でジブリを通じて考える人権の講座

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宇治市でジブリを通じて考える人権の講座

最近、宇治市の宇治市生涯学習センターで開かれた講座が注目を集めています

この講座では、スタジオジブリのアニメ映画作品を通じて、人権について考える内容が盛り込まれていました

講師は、世界人権問題研究センターに登録されている坂田良久さんで、彼はアニメのシーンを取り上げながら、私たちが直面している差別について一緒に考えようと呼びかけました

この講座は「身近に感じる人権講座」の一環で、70名の市民が参加しました

坂田さんは「もののけ姫」を題材に、被差別部落の歴史を学びました

例えば、中世には皮革製品を作る村があったことがルーツであることを教えてくれました

これにより、私たちの社会に存在する様々な差別の存在について考えるきっかけが得られました

さらに、「崖の上のポニョ」の中で描かれるうんちくな交流についても触れられました

ポニョと5歳の少年・宗介は、お互い魚と人間という立場の違いにとらわれずに仲良くします

このシーンを通して、坂田さんは「カテゴリーを越え、差別を乗り越えている」と説明しました

最後に坂田さんは「過去の差別を知り、今も差別にとらわれる人を理解し、一人一人が差別を消し合っていくことが大切です」と述べました

宇治市では、今後もこのような重要な講座が開かれ、市民一人ひとりが人権について考える機会が増えていくことでしょう

ピックアップ解説

ジブリ映画『もののけ姫』は、自然と人間の共存について深く掘り下げています。アニメに登場するキャラクターたちは、争うのではなく、対話を通じて理解し合おうとします。こうしたテーマは、人権問題に取り組む上でも非常に重要です。多様性を受け入れ、互いに協力する姿勢が、人権の理解と尊重につながるのです。

キーワード解説

  • 差別とは、人種、性別、年齢などの違いに基づいて、特定の人々を不利な扱いをすることをいいます。私たちの周りにも、形を変えて存在していることが多いです。
  • 人権とは、すべての人に共通して持っている基本的な権利のことです。これには、自由や平等な扱いなどが含まれています。
  • 講座とは、特定のテーマについて専門家から学ぶための授業やセミナーのことです。宇治市で開かれる講座は、市民が人権を学ぶ良い機会となっています。

4月26日(土)

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