
南丹市と京丹波町では、小学生たちが自分の思いを込めて描いた「防火ポスターコンクール」が開催されました
このコンクールは、41回目を迎え、地域の子どもたちが参加する素晴らしいイベントです
防火の大切さを学び、伝えることが目的です
今年の京都中部広域消防組合消防長賞には、園部第二小学校の5年生、島崎凜さん(11歳)の作品が選ばれました
彼女の作品は、山火事防止を訴える内容で、たばこの吸い殻や焼けた木、そして炎を描いており、大きな文字で「火の不始末が自然を奪う」と書かれています
とても力強いメッセージですね
また、園部消防署長賞には、同じく園部第二小学校の3年生、矢嶋桐也さん(9歳)の作品が選ばれました
彼の作品は「スマホ熱中症」と題されており、車内に置かれたスマホから火が出る様子が描かれています
最近では、スマホの熱による火事も増えているため、非常に重要な主題です
この素晴らしい作品たちの表彰式が、27日に園部第二小学校で行われました
田村康明消防長と佐藤秀実園部署長が、それぞれ島崎さんと矢嶋さんに賞状を手渡しました
島崎さんは、「ニュースで山火事が多いと知った
火事が起きると動物のすみかも減ってしまう
火事を起こさないよう気をつけてほしい」と、真剣に語っていました
今回入賞した島崎さんの作品は、ポスターとして自治会や事業所に配布される予定です
これを通じて、地域社会全体で防火の意識を高めていくことができれば素晴らしいですね
「防火ポスター」とは、防火をテーマにしたポスターを指します。これは、火事の危険性や防火の重要性を広めるために作られるもので、特に子どもたちが参加することで、将来を担う世代にその意識を育てることが目的です。現代では、自然や動物の生息環境が火事によって脅かされています。例えば、山火事は広大な森林を焼き尽くし、多くの動物たちの住処を奪ってしまうことがあります。こうした影響を未然に防ぐためには、大人たちだけでなく、子どもたちも防火について学び、考えることが大切です。
- 防火とは、火事を未然に防ぐことを意味し、火の取り扱いやめや火災時の行動を指導する活動です。
- 山火事とは、森林や山の中で発生する火事を指し、自然環境に大きな影響を及ぼします。
- スマホ熱中症とは、スマートフォンの過熱によって起こる事故や火事を指し、特に夏場に注意が必要です。
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