
来春に就職予定の高校3年生を応援するため、地域の輪を広げる福知山西南ロータリークラブは、6日、福知山市にある福知山公立大学で新社会人ビジネスセミナーを開催しました
このセミナーでは、生徒たちが模擬面接を体験し、実際の就職活動における心構えを学ぶことができました
地域の雇用を安定させることを目的としたこの取り組みは、毎年行われており、今年は福知山成美高と福知山淑徳高の21人の生徒たちが参加しました
面接官役を務めるのは同クラブの会員で、2人1組で生徒たちに質問を行います
質問内容は、仕事に対する目標や高校時代に取り組んできた活動といったもので、生徒たちは緊張しながらも自分の思いを伝えようと頑張りました
「自分の手で人に役立つものを作りたい」と語る生徒もいれば、「クラブ活動でコミュニケーション力を養った」と自信を持ってアピールする姿が見られました
福知山成美高の17歳の生徒は「練習してきたけれど、やっぱり緊張した
目を見て話すことが大事だと学んだ」と感想を述べていました
セミナーの後半では、京都北都信用金庫の増田良成理事人事部長と、NPO法人日本サービスマナー協会認定の藤本花穂栞講師がそれぞれ講演を行い、就職活動における第一印象やあいさつの大切さについて熱心に語りました
こうした体験を通じて、生徒たちが自信を持ち、未来に向けて大きく羽ばたくことが期待されています
福知山市の就職活動支援は、地域の生徒たちにとって大変重要な取り組みです。これにより、彼らは実際のビジネスシーンで必要なスキルを身につけることができます。特に、福知山成美高や淑徳高の生徒たちは、地域の未来を担う存在です。就職活動の準備をする中で、彼らは社会とのつながりを感じ、新たな一歩を踏み出すことができるのです。このような支援が続くことで、地域で働く人材がさらに増えることが期待されます。
- 地域とは、特定の場所に住む人々によって形成されるコミュニティのことです。地元の文化や伝統が色濃く反映されます。
- 雇用とは、仕事をすることで報酬を得る関係のことを指します。企業と労働者の間で成り立つ大切な活動です。
- コミュニケーションとは、情報や思いを伝え合うことです。言葉や表情、ボディランゲージなどが重要です。
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