
京都府亀岡市で、古楽器を使ったコンサートが開催されます
このイベントは、バロック音楽を演奏するもので、会場はかめおか桂ホールとなります
演奏者には、亀岡出身のフルート奏者、廣岡マルリサ由樹子さん(47)をはじめ、特別な楽器を使うプロたちが集まります
バロック音楽とは、1600年代から1750年代にかけて流行した音楽のスタイルで、当時の楽器で演奏されると独特の温かみのある音色が生まれます
例えば、廣岡さんが演奏するフルートの前身である「フラウト・トラヴェルソ」は、バロック音楽には欠かせない楽器です
広岡さんが亀岡のコンサートに出演するきっかけとなったのは、昨年メイン舞台で演奏したことがきっかけでした
そこで、会場のオーナーである桂文子さん(81)がその演奏を聴き、彼女の温かい音色と分かりやすい解説に「ぜひまた来て欲しい」と声をかけたそうです
桂さんからの依頼で、この公演が実現しました
廣岡さんは、亀岡のつつじケ丘小学、東輝中、京都市立堀川高音楽科で学び、その後はドイツの国立音楽大学でフルートやフラウト・トラヴェルソを専攻しました
彼女はドイツに住んでいるものの、地元の方々の要望で昨年8月にコンサートを開くことになり、その際に桂さんと出会ったのです
このコンサートには、ほかにもバロック・チェロの中村仁さん、チェンバロの三橋桜子さんなどが出演します
動物の腸から作った弦を使った楽器や、ピアノに似た楽器の演奏が聞けるのは珍しい体験です
バッハの名作「ゴールドベルク変奏曲」など、懐かしいメロディーが楽しめること間違いなしです
昼の公演はすでに完売していますが、夕公演は午後5時から行われ、前売り券は3,000円、空きがあれば当日券は3,500円で入場できます
音楽が好きな方はもちろん、初めてバロック音楽を聴く方にもきっと魅力的なメロディーを感じてもらえることでしょう
バロック音楽は、1600年代から1750年代に人気があった音楽スタイルです。この時代の音楽は、装飾音や和音の使い方が特徴的で、オーケストラが発展するきっかけとなりました。有名な作曲家にはバッハやヘンデルがいて、彼らの作品は今でも多くの演奏会で取り上げられています。例えば、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」は、繊細なメロディーとリズム感が独特です。バロック音楽の演奏を聴くことで、当時の雰囲気を感じることができます。
- バロック音楽は、17世紀から18世紀にかけて流行した音楽スタイルで、装飾音や複雑な和声が特徴です。
- フルートとは、木製や銀製の管楽器で、優しい音色が特徴です。特に古楽で使われたフラウト・トラヴェルソは、バロック時代の演奏に適した楽器です。
- チェンバロは、バロック時代に広く使われた鍵盤楽器で、ピアノの先祖と言えます。弦を弾いて音を出す仕組みです。
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