
京都府南丹市で子どもたちが楽しみながら環境について学ぶ「エコ教室」が開催されました
この教室は、温暖化防止を考えようという目的で、南丹市の環境を守り育てる会が初めて企画しました
参加した子どもたちは、太陽光発電式のランタンを作成し、自然エネルギーの大切さについて学びました
教室の冒頭では、府地球温暖化防止活動推進センターの木原浩貴副センター長が、温暖化の現状について解説しました
昨年、京都市内では猛暑日が54日もあり、これは1970年代から80年代にかけての平均が10日であったことからも、大きな変化であることがわかります
木原副センター長は、「二酸化炭素を減らし、自然エネルギーに替えることが重要だ」と力を込めて呼びかけました
その後、参加者たちはパナソニックの社員からの助言を受けながら、太陽光パネルが付いたツリー型ランタンの工作を楽しみました
このランタンは、充電をすると2〜3時間も光ることができるため、自宅での使用も楽しみの一つです
大井小学校の3年生の子どもは、「家に帰ったら夜に電気を消してこのランタンを使いたい!」と笑顔で語りました
このエコ教室には3日に行われ、17名の子どもたちが参加しました
南丹市で環境への意識を高める試みは、今後も広がっていくといいですね
太陽光発電とは、太陽の光を利用して電気を作る方法です。特に日本では再生可能エネルギーの一種として注目されています。太陽光発電を使えば、環境を守りながら電気を作ることができるので、地球に優しい選択です。最近では、家庭でも太陽光パネルを設置して、自宅で電気を使うことができるケースが増えています。南丹市でのエコ教室でも、子どもたちがこの技術に触れ、未来の環境問題に関心を持つことができる貴重な機会でした。
- 二酸化炭素は、気体の一種で、地球温暖化の原因となる物質です。私たちの呼吸や車の排気ガスから出てきます。
- 再生可能エネルギーは、太陽光や風力といった、自然の力で作られる電力のことです。これにより環境への負担が少なくなります。
- 温暖化とは、地球全体の気温が上がっている現象のことです。これにより、異常気象や生態系の変化が起きています。
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