
8月8日から11日までの間、鳥取県米子市で開催されたウエイトリフティング競技の全国インターハイで、京都から参加した選手たちが懸命に戦いました
この大会のテーマは「流した涙は努力のあかし」
ウエイトリフティングは、重いものを持ち上げる力を競うスポーツで、「スナッチ」と呼ばれる一発で持ち上げる技と、「クリーン&ジャーク」と呼ばれる二段階で持ち上げる技を使います
選手たちはそれぞれの競技で、どれだけ重いものを挙げられるかを競います
京都勢の活躍
特に注目されたのは、宮津天橋高校の長島広明選手(2年生)です
彼は、スナッチで122キロを成功させ、優勝を果たしました
さらに、大会記録である126キロを超える挑戦を試みましたが、残念ながら失敗
しかし、クリーン&ジャークで大会記録タイの165キロを見事に持ち上げ、トータルでも2位に20キロ以上の差をつけて初の3冠を達成しました!
選手の声
長島選手は、「喜びたい気持ちはあるが納得いってないです」と語り、さらなる成長を誓いました
また、姉の長島和奏選手も、かつて高校新記録を樹立した実力者です
「弟の広明選手が大会記録を作る姿を楽しみにしています」と期待を寄せています
辰已航大選手の健闘
もう一人、海洋高校の辰已航大選手(3年生)も注目です
昨年は102キロ級で3冠を達成しましたが、今年は96キロ級に挑戦しました
「試合では本来の自分のベスト記録より遠い重さを感じた」と語りつつ、自己ベスト140キロを挙げて優勝しました
大会記録の181キロに挑戦しましたが、結果は届かず悔しさをにじませました
悔しさをバネに
また、鳥羽高校の廣長七瀬選手(3年生)は、記録が伸びず涙を流しました
「大学でも続けるので、もっといい結果で恩返ししたいです」と力強く話しました
彼女の努力と情熱は、来る大会での成功へとつながるでしょう
ウエイトリフティングの魅力
ウエイトリフティングの魅力は、選手たちが努力してきた証であり、勝利以上に彼らの成長を感じられるところです
選手たちの「悔しい」気持ちを支えに、今後もさらなる挑戦が続くことでしょう
応援している私たちも、京都の誇りを持って彼らの活躍を見守りたいですね
ウエイトリフティングは、選手が一気に重いバーベルを持ち上げる競技です。スナッチは一発で挙げる方法で、クリーン&ジャークは二段階で持ち上げる方法です。国際大会でも盛んな競技で、力と技術が求められます。日本代表選手も活躍しており、見応えのあるスポーツとして注目されています。特に国内では高校生選手の成長が目立ち、未来の東京オリンピックを見据えた挑戦が期待されています。
- ウエイトリフティングとは?強い筋力と技術を必要とするスポーツで、選手が重いバーベルを持ち上げる競技です。スナッチとクリーン&ジャークの二つの種目があり、それぞれの技術が求められます。
- 全国インターハイとは?全国の高校生が集まるスポーツの大会で、各種目でチャンピオンが決まります。ウエイトリフティングの他にも、様々な競技が行われ、多くの選手たちが夢を追いかける場所です。
- 高校生選手とは?高校に通うスポーツ選手のことです。ウエイトリフティングや陸上競技など、様々な競技で全国大会に出場し、実力を試す機会が与えられています。
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