
京都府長岡京市で新たな「ものづくり」の冒険が始まりました
10日に開催された少年少女発明クラブの開講式では、市内の小学4〜6年生が集まり、ものづくりへの熱意を新たにしました
このクラブは、1990年から続く発明工夫教室が母体となり、92年に設立されました
京都府内で唯一の少年少女発明クラブとして、およそ25人が活動を開始しました
開講式では、木林昌男会長(71歳)が「けががないよう気をつけ、楽しい1年にしましょう」と励ましの言葉を送りました
さらに、西村文則教育長は、大阪・関西万博について言及し、「発想力や創意工夫する心を育てていきましょう」と参加した児童たちに呼びかけました
式典では、各児童がバッジを受け取り、代表の長岡第六小学校の6年生(11歳)が「いろいろなものを作る挑戦をし、みんなで協力して楽しい時間を過ごしたいです
素敵な作品を作れるよう頑張ります!」と力強く誓いました
会場には、昨年度のクラブ員たちの素晴らしい作品も展示され、3Dプリンターを用いたものづくりの実演や知恵の輪の体験コーナーもありました
今後、クラブ員たちは木工工作や電気工作に挑戦し、来年の2月には成果を発表する予定です
ピックアップ解説
少年少女発明クラブでは、ものづくりの基礎を学びます。たとえば、木工工作では木材を使った作品を作ります。電気工作では、簡単な電子回路を組み立てたりします。これにより、子どもたちは手先の器用さや、考えながら物を作る力を育むことができます。自分のアイデアを形にできるので、達成感も大きいです。
キーワード解説
- 発明とは、新しいアイデアを基にして、今までなかったものを作り出すことです。たとえば、日常生活を便利にするための道具などが含まれます。
- ものづくりとは、材料を使って実際に何かを作ることを指します。手を使って作品を生み出すことで、創造力や技術を養うことができます。
- 発想力とは、独自のアイデアや考えを生み出す能力のことです。想像力や柔軟な考え方が大切で、発明や芸術の分野でも重要です。
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