
最近、福知山市で園児たちが遊びながら防災について学ぶ素敵な学びの場が開かれました
これは、福知山聖マリア幼稚園で行われた学習会で、福知山市消防団の女性団員たちが企画したものです
この学習会には、50人の園児たちが参加し、A4サイズの大判のカルタを使って防災の知識を学びました
このカルタは、女性団員たちが約1年半かけて手作りしたもので、遊びながら楽しく学べるように工夫されています
園児たちは、読み上げられる札に合った絵札を探す競争をしながら、楽しさと学びを同時に感じていました
例えば、カルタには「ラジオや懐中電灯の電池を確認しておくこと」や「スリッパを用意して、割れた窓ガラスで怪我をしないようにすること」といった内容が含まれていました
このように、とても実用的な知識を楽しみながら吸収していたのです
参加した園児の中には、「カルタが大きくて取るのがおもしろかった」と嬉しそうに話してくれた子もいました
学習会を企画した福知山市消防団ファイヤーガード隊の足立和子部長は、「子どもたちのキラキラした目を見て、作って良かったと感じました
阪神淡路大震災から30年が経つので、防災意識をより高めていくために努力していきたいです」と意気込みを語っていました
福知山市では、防災教育の一環として、カルタを使った学びが注目されています。カルタは日本の伝統的な遊びで、読み札に合った絵札を探すゲームです。特に子どもたちにとっては、楽しみながら重要な知識を身につけることができ、非常に効果的な教育手段となっています。最近、こうした取り組みが全国各地で増えてきており、楽しく学ぶことが防災意識を高める上で欠かせないことがわかっています。福知山市の取り組みは、こうした動きの一環として、地域における防災意識の向上に寄与しています。
- 防災とは、自然災害や事故に対する備えや、被害を防ぐための取り組みを指します。
- カルタとは、日本の伝統的なカードゲームで、読み上げられた札に合った絵札を探して取る楽しみがあります。
- 消防団とは、地域住民で構成される消防活動を行う団体で、火災の予防や消火活動を担当しています。
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