京都府京丹波町で、昔ながらの魅力を感じることができる「ふるさと人形展」が開催されています
この展覧会には、寄贈されたひな人形や土人形など、なんと2千体以上の人形が展示されています
それぞれの人形は、つくった年代や文化を表していて、見ているだけでも楽しいですよ
第34回目を迎える今回は、特設されたスペースで和服を着て記念撮影もできるようになりました
色とりどりのひな人形や五月人形、さらには金太郎や七福神などの土人形に囲まれながら、訪れた人々は思い出話に花を咲かせています
昨年に引き続き訪れた86歳の奥村秀子さんは、「子供の頃の記憶がよみがえります」と語り、懐かしそうに展示された人形を視線で追っていました
これは町ふるさと体験資料館運営委員会と教育委員会が、旧暦のひな祭りに合わせて毎年行っている催しです
この機会に、ぜひ京丹波町を訪れて、豊かな伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか
展示は4月6日まで開催されており、午前10時から午後4時まで無料で楽しむことができます
ピックアップ解説
京都府京丹波町では、ひな人形や土人形の美しさを楽しむ展示が行われています。ひな人形は、毎年3月3日に行われるひな祭りで飾るための人形です。この時期、多くの家庭で子供の健やかな成長を願って飾られます。ひな人形は、特に女の子の健康や幸せを祈願するためのもので、皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう。実は、ひな人形はただの飾り物ではなく、昔の日本では魔よけの意味もあったんですよ。このように、ひな人形は日本の伝統的な文化を象徴する存在でもあるのです。
キーワード解説
- ひな人形とは、女の子の成長と幸せを祈るために飾る木製や陶器製の人形で、主にひな祭りに使います。
- 土人形とは、土を使って作られる人形で、地域ごとに様々な形やデザインがあり、伝統的な民芸品として親しまれています。
- ひな祭りとは、毎年3月3日に行われる行事で、女の子の健康や幸せを願ってひな人形を飾ります。
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