南丹市の医療センターで過大請求問題が発覚

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南丹市の医療センターで過大請求問題が発覚

京都の中部に位置する南丹市では、注目すべきニュースが発表されました

京都中部総合医療センターが放射線治療や検査を受けた患者さんに対して、なんと過大請求を行っていたというのです

この事態は、延べ7千人以上の患者に影響を与え、総額で6800万円にも達するとも言われています


この過大請求の原因は、放射線治療の際に放射線治療医が不在であった場合、技師が患者の体調を確認し、別の医師がその結果をチェックするという運用に起因しています

実は、この方法では治療料を請求することができないのですが、過去10年間の間に690人の患者に請求してしまったという経緯があります

特に2020年4月以降は、383人で5870万円もの過剰請求が確認されており、これは蝕時間すら誤った形で精算されてしまっていたようです


また、エックス線やCTスキャンなどの放射線検査に関しても、2020年3月以降、検査だけの受診者に対して外来診療料を誤って請求していたことが判明

こちらも6497人が対象で、940万円もの金額に達しています


この問題が明るみに出たのは昨年の8月、事務点検によるもので、運営する組合管理者と院長は記者会見にて謝罪

院長は「今回の事態は確認不足から生じたものであり、今後は過大請求分を全て返金します

そして、放射線治療医の不在日をなくす対策を実施していきます

」としっかりした改善策を講じる意向を示しました

ピックアップ解説

放射線治療とは、がん治療の一環として行われる方法で、病気の進行を遅らせたり、完全に治したりする目的があります。治療では、放射線を使ってがん細胞を攻撃しますが、患者さんにとっては治療の効果と同時に、副作用も考慮しなければなりません。副作用には、疲労感や皮膚の反応といった身体的なものがありますが、患者と医師の信頼関係が非常に大切であり、この場合の事故は患者に大きな影響を及ぼしかねません。病院にとっても、患者の信頼を損なうことは非常に重要な問題です。

キーワード解説

  • 過大請求とは、本来請求すべき金額よりも高い金額を請求することです。医療の場面で発生すると、患者に迷惑をかけるだけでなく、医療機関の信頼を損なうことにもなります。
  • 放射線治療とは、がんを治療するために放射線を使用する方法のひとつです。がん細胞を攻撃することで、治癒や症状緩和を目指します。
  • エックス線検査とは、X線を使って体の内部を画像として表示する検査です。骨折の診断などに利用され、簡単で広く行われています。

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