
春が近づくと、京都市東山区は観光シーズンに向けて準備を進めています
観光客が増えるこの時期、問題になるのがごみのポイ捨てです
そこで、区長や地元の消防署長、警察署長たちが、なんと人気キャラクターの水戸黄門に扮してマナーアップを呼びかけるイベントを開催しました
このイベントは、6日に行われ、特に賑やかな祇園の花見小路通周辺で実施されました
一行は丁寧に装った衣装で町を練り歩き、南座の前では寸劇も披露しました
この寸劇では、タバコをポイ捨てする人や、特殊詐欺に手を染める現代人たちを懲らしめるストーリーが展開されました
「黄門さま」として登場した中西区長は、「今回は助さんと格さんのおかげで、マナーの悪い人たちを成敗できた」と嬉しそうに話しました
春の観光シーズンに向けて、観光客があふれる中、ぜひともマナーを守って楽しい時間を過ごしてほしいとの思いを伝えていました
このようなイベントを通じて、私たち京都市民も観光を盛り上げ、地域の美しさを保つことに協力していきたいですね
ピックアップ解説
水戸黄門は江戸時代の大名で、旅の途中に悪人を成敗する物語で親しまれています。特にテレビドラマでも有名で、老若男女から愛されています。水戸黄門の物語は、正義を重んじたり、道徳を教える内容が多く、みんなが知っているお話です。京都でも参加したイベントに登場することで、観光客がマナーを考えるきっかけとなりました。私たちが京都で観光を楽しむためには、まずは自分たちの行動を見直すことが大切です。
キーワード解説
- ポイ捨てとは、正しい場所にごみを捨てずに、そのまま地面や街の中に捨ててしまうことです。特に、タバコの吸い殻などが問題で、景観を悪化させたり、衛生面にも影響を及ぼします。
- 特殊詐欺とは、特定の手口で他人からお金を騙し取る犯罪のことです。高齢者を狙った振り込め詐欺が多く、最近では若い人向けの手口も増えています。
- マナーとは、他人に対する思いやりや礼儀を守る行動のことです。観光地では特に大切で、周りの人たちと気持ちよく過ごすために必要です。
前の記事: « 福知山市児童科学館で蝶とトンボの展示開催!
次の記事: 京都で洗濯機修理中の盗撮事件、男逮捕のニュース »
新着記事