東山区で楽しめる五条若宮陶器祭の魅力

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東山区で楽しめる五条若宮陶器祭の魅力

京都市東山区の五条坂一帯で、素晴らしい作品が並ぶ「五条若宮陶器祭」が開催されています

大正時代から続いてきた五条坂の陶器まつりを受け継ぎ、2年前から新たにスタートしたこの祭りは、若手陶芸家の熱い思いが詰まったイベントです

東大路通りから大和大路通りには、63のテントが並び、訪れる人々はその魅力に引き寄せられています

出店されている作品の中には、清水焼や京焼などの伝統的な陶磁器に加えて、手軽に買えるお手頃価格のものも多くあります

特に注目したいのが、20代の女性陶芸家が手掛けた海をテーマにした作品

ガラスを使って水たまりを表現したアイテムや、シャコ貝をモチーフにしたデザインなど、夏の涼しさを感じられる色合いが特徴的です

訪れた人たちは、店員との会話を楽しみながら、自分だけのお気に入りを見つける姿が見受けられます

陶器には、ひとつひとつに作り手の思いが込められており、そんな話を聞きながら選ぶ時間はとても貴重です

この五条若宮陶器祭は、10日まで開催される予定ですが、天候によっては中断することもあるそうです

ぜひこの機会に、陶芸の魅力を体感しに行ってみてください

ピックアップ解説

「京焼き」とは、京都の伝統的な陶磁器のことです。特に、京焼きは焼き物の一種で、通常は白土を用い、高温で焼くことで作品が仕上げられます。そのため、堅牢でありながらも美しい仕上がりとなるのが特徴です。京焼きには、磁器と陶器の両方が含まれており、特に清水焼という種類が有名です。清水焼は、色彩豊かな絵付けが特徴で、贈り物や日常使いの食器としても非常に人気があります。京焼きは、文化の象徴として京都の風情を感じさせてくれる魅力的なアイテムなのです。

キーワード解説

  • 清水焼とは、京都の清水地域で生まれた伝統的な陶器です。鮮やかな絵付けや、精緻なデザインが特徴で、日常使いから贈り物まで、幅広く利用されています。
  • 陶磁器とは、陶土(とうど)を主成分とする焼き物の総称です。焼成温度や材料によって異なり、陶器と磁器に大別されます。日用品から美術品まで多様な用途があります。
  • 陶芸家とは、陶器や磁器などの陶磁器を制作する職人のことを指します。彼らは土を練り、成形し、焼成する技術を持ち、それぞれのスタイルや個性を活かして作品を作り上げます。

8月16日(土)

開催イベント

8月16日(今週末)に京都で開催されるイベントの一覧

8月17日(日)

開催イベント

8月17日(今週末)に京都で開催されるイベントの一覧

来週

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8月18日~8月24日(来週1週間)に京都で開催されるイベントの一覧

来々週

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8月25日~8月31日(来々週1週間)に京都で開催されるイベントの一覧

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