
京都市上京区で、特殊詐欺の被害にあった77歳の女性が、驚くべき内容の被害を受けました
この女性は警察官を名乗る男に騙され、約1500万円もする金地金をだまし取られてしまったのです
事件の発覚は、京都府警上京署が30日に発表したもので、同署はこの事件を特殊詐欺に分類して捜査を進めています
5月8日に女性の自宅にかかってきた電話では、「東京都警」と名乗る男が「あなたの口座が犯罪に使われている」と言い出しました
これを聞いた女性は不安になり、男からの指示に従ってしまいました
具体的には、警察の指示に従い、金地金を購入するよう強要されたのです
女性はその後、電話やLINE(ライン)を通じて指示を受けながら、5月23日までに金地金を計3本、合計で約0.9キロを購入しました
そして、別の男から「金は警察が取りに行くのではなく、一般人が取りに行く」と言われ、自宅の玄関先にそれを置くように指示されたのです
その結果、女性は家の前に金地金を置き、騙し取られてしまったということです
京都をもっと安全にするために
京都は美しい町ですが、やはりこうした危険も存在します
この事件を教訓に、私たち一人ひとりが詐欺についての知識を深め、安全に暮らせる環境を作ることが重要です
詐欺防止のために知っておこう!
詐欺にあわないためのポイントや対策を知識として持っておくことが大切です
特に、指示があった時はすぐに行動せず、信頼できる人に相談することが大切です
「金地金」とは、純金の塊のことです。金地金は、通常、金融機関や投資家によって取引されます。そのため、一般の人が急に購入するよう指示されることはほとんどありません。このように金地金を狙った詐欺は珍しくありませんが、こうした特殊詐欺の手口は年々巧妙になっています。皆さんも、怪しい電話やメールには注意し、自分の身を守るための知識を身につけておく必要があります。
- 詐欺とは、人を欺いてお金をだまし取る行為のことです。法律では厳しく罰せられる犯罪で、被害者の信頼を利用するのが特徴です。
- 特殊詐欺とは、電話やメールを使って行われる詐欺のことです。最近では、SNSを利用した詐欺も増えてきています。
- 金地金とは、金の塊やブロックのことです。投資用として販売されており、市場で価格が決まります。
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