宮津市の高校生たちが夢中になる写真制作の魅力とは

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宮津市の高校生たちが夢中になる写真制作の魅力とは

 京都府宮津市にある宮津天橋高宮津学舎の写真部は、日常の一瞬を大切にしながら、魅力的な写真を撮影しています

部員たちは、バットを振る野球部員や湖面に映る美しい夕焼け、農作業を行う姿など、身近な風景をカメラに収めることで、日常の中に隠れた美しさを発見しています

 彼らの目指すところは、全国高校総合文化祭(全総文)や写真甲子園など、様々なフォトコンテストでの入賞です

特に、2021年から2023年の三年間で連続出品を果たした全総文では、小田優希さん(17)の参加が決まるなど、部の実力は非常に高く、府内でもトップレベルに達しています

 部に入ったばかりの新入生も、先輩たちの助けを借りながら、徐々に自分のスタイルを見つけていきます

カメラの設定次第で、同じ場面でも全く異なる表情を捉えることができることを学び、基本をマスターすることで、より個性的な作品が生まれるのです

 1年生の稲垣彩音さん(16)が自信を持ってお勧めするのは、京都府京丹後市の離湖と夕焼けを撮った風景写真です

特に、水晶玉の中に反転する空と湖を映し出すという工夫を凝らして撮影したことが際立っています

「四季折々の景色をカメラで記録に残せるのがとても楽しいです」と語る姿からは、写真への情熱が伝わってきます

 日々、部員同士が撮影した作品を顧問である笠井昭宏教諭が通信アプリで共有しており、全員がアイデアや技術を交換しながら成長を目指しています

部長の小田さんは「お互いに刺激を与え合いながら、もっと良い写真を撮りたいです」と意気込みを語っています

ピックアップ解説

「写真部」の活動は、ただ写真を撮るだけではありません。カメラ技術を学んだり、友達と作品を共有することも重要です。部員はまた、コンテストでの評価を意識することで自己成長を遂げており、それが新たな挑戦のモチベーションになります。友達と一緒に写真を撮ることで、互いのアイデアを刺激し合う体験が、前向きな影響を与えているのも特徴です。

キーワード解説

  • 全国高校総合文化祭は、日本全国の高校生が集まり、文化系の部活動で技術を競い合うイベントです。
  • 写真甲子園は、高校生の写真部が参加するコンテストで、全国各地の代表が作品を展示し、審査されます。
  • フォトコンテストは、写真をテーマにした競技で、参加者は自分の撮影した作品を応募し、受賞を目指します。

4月26日(土)

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