
京都府宮津市の海洋高等学校で、フランスのル・ギルビネック海洋高等学校との素敵な交流会が行われました
6月16日、海洋高校の生徒たちとフランスの生徒たちが一緒に楽しい時間を過ごしました
約70人の生徒たちは、海洋高生が作ったラーメンを食べながら、国際交流の大切さを体感しました
今回の交流会は、一般社団法人「Tangonian」が主催しました
実は、この2校はコロナ禍の2021年からオンラインでの交流を行っていました
それ以来の対面交流で、ル・ギルビネック海洋高の教員が日本に来た際に、今回は特別に実施されたものです
参加したのは、海洋科学科と食品経済コースの2、3年生59人と、フランスから来た生徒13人です
特に、食品経済コースの生徒たちは、捨てられてしまう魚を使って作ったブイヤベースラーメンを振る舞いました
この料理は、余った食材を無駄にせず、おいしく食べることをテーマにしたものです
交流の中で、生徒たちはジェスチャーやスマートフォンの翻訳機能を使って、箸の使い方やそれぞれの学校で学んでいることを楽しく会話しました
ル・ギルビネック海洋高の学生は、「ブイヤベースのラーメンはおいしく、気に入った!」と話してくれました
こうした国際交流は、駆け出しの料理人たちにとって貴重な経験です
京都は多文化共生の名所なので、こうしたイベントを通じてさらなる盛り上がりを見せていきたいですね!
ブイヤベースとは、フランスのマルセイユが発祥の海産物をベースとしたスープ料理です。漁師たちが食べるために作ったシンプルな料理が起源で、捨てられる魚を使って効率的に栄養を確保する知恵が詰まっています。最近では、世界中でこの料理が楽しまれており、そのアレンジもさまざまです。ブイヤベースラーメンのように、日本向けの調理法も進化しています。
- ブイヤベースとは、魚や貝を使ったフランスの海鮮スープです。香味野菜やハーブが効いた風味豊かなスープが特徴で、フランスの伝統的な料理として有名です。
- 国際交流とは、異なる国や文化の人々が互いに理解し合うための活動や経験のことです。これにより、より良い関係を築くことができます。
- 食品経済とは、食品の生産から販売、消費に関わる経済活動全般を指します。食の大切さを学ぶことは、持続可能な社会を築くために欠かせません。
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