
京都のバスに関する新しい本が出版されました
この本、「京都の路線バス徹底解剖」は、龍谷大学の井上学教授が書いたもので、京都のバスの魅力を深く掘り下げています
実は、京都は日本で初めてバスが運行された場所
1903年に始まった二井商会のバスは、たった6人乗りの小型車両からスタートしました
この本では、京都市内のバスの系統番号が「複雑で分かりにくい」と言われる理由を詳しく説明しています
例えば、市バスの系統番号は、1桁から2桁は一般の路線、100番台は特急、200番台は旧市電の循環系統に由来します
そのため、系統番号の付け方には「ルール」が存在するんです
ただし、その適用が難しいこともあり、担当者によって異なるようです
また、行き先表示についても興味深い点があります
市バスの系統番号は右側に表示されるのが特徴で、これは京都ならではの配慮です
行き先名が左側の方が主流ですが、京都は歩道側から見やすいように右側にしたそうです
さらに、この本はバスのデザインについても多彩に取り上げています
市バスの色合いは若草色と濃緑色で、これは周囲の自然をイメージしています
50年以上このデザインが変わらないのも魅力的ですね
井上教授の本は、行政やバス会社間の連携についても触れており、「バスのファンを増やしたい」という思いが込められています
この本は、バスに興味のある小中学生にも読みやすく作られているので、ぜひ手に取ってみてください
京都のバスの系統番号はとても大事なものです。系統番号はバスがどこに行くのかを示すもので、京都では特に複雑です。一般的には、番号が短い場合は普通の路線で、100番台は特急、200番台は旧市電に関係しています。これを知っているだけで、京都のバスに乗るのがもっと楽しくなるかもしれません!
- 系統番号とは、バス路線を識別するための番号で、どのバスがどこに向かうかを示す重要な情報です。京都では特に複雑なシステムが使われています。
- 行き先名とは、バスがどこへ行くかを示す名前で、乗客にとって大変重要な情報です。これによって、乗客は自分の目的地に合ったバスを選ぶことができます。
- バス車両のデザインとは、バスの外見や色合いのことです。京都の市バスは特有の色合いで、周りの自然を意識したデザインがされています。
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