京都大学北川教授が2025年ノーベル化学賞を受賞!

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こんにちは、皆さん!今日は、スウェーデン王立科学アカデミーからの嬉しいニュースをお伝えします

なんと、京大の北川進教授が2025年のノーベル化学賞を受賞することが決まりました!この賞は、二酸化炭素(CO2)などの気体を効率的に分離・貯蔵できる画期的な技術に対して贈られることになりました

北川教授は、私たちの生活に役立つ研究を進めておられます

今まで日本人のノーベル賞受賞者は多く、今回の発表は坂口志文氏に続いて30人目となります

特に化学賞については、吉野彰氏に続いて9人目の快挙です

京都にゆかりのある受賞者はこれで17人に達しました

これだけの成功を収めていることは、私たち京都っ子にとってとても誇らしいことです

今回の授賞式は12月10日、スウェーデンのストックホルムで行われる予定です

受賞者には合計1100万クローナ(約1億7千万円)の賞金も贈られます

北川教授が作り出した多孔性金属錯体(PCP)とは、たくさんの微細な穴が開いている材料です

この材料は大きな表面積を持ち、特定の気体を吸着する能力があります

具体的には、CO2などの狙ったガスだけを分離して貯蔵できるのです

この技術は、青果物の熟成を遅らせたり、危険なガスを安全に運ぶために役立ったりします

温室効果ガス削減の取り組みでも、この技術の実用化が期待されています

北川教授は、京都市出身で、京都大学工学部で学んだ後、数々の研究を重ねて現在に至ります

海外でも評価される研究者であり、多くの賞も受賞されています

彼の成果は、私たちの未来をより良くするための大きな一歩なのです

ピックアップ解説

今回ノーベル化学賞を受賞した北川進教授の研究に関わる「多孔性金属錯体(PCP)」についてお話ししましょう。PCPは、たくさんの小さな穴が開いた材料で、特定の気体を吸着する能力が非常に高いです。この技術は、例えば青果物の鮮度を保つためのガスを貯蔵したり、工場から出る有害なガスを捕まえたりすることができるんです。これによって、環境保護にも役立つ可能性があるため、多くの利用が期待されています。

キーワード解説

  • 多孔性金属錯体は、金属イオンと有機分子からなる構造で、小さな穴が無数に開いた材料です。特定の気体を吸着しやすい特性を持っており、環境技術などで注目されています。
  • 温室効果ガスは、大気中で温められた地表からの熱を吸収し、地球の温度を上昇させる気体のことです。代表的なものに二酸化炭素(CO2)があります。
  • ナノメートルは、長さの単位で、1メートルの10億分の1の大きさです。この単位は、非常に小さな物質のサイズを表現するために使われます。

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