
皆さん、京都にある平岡八幡宮はご存知でしょうか?ここでは、室町時代の将軍・足利義満にちなんだ特別な天井画「花の天井」が見られるのです
今回は、そんな平岡八幡宮での秋の特別公開が始まりました!これを機に、京都の美しさを再発見してみましょう
平岡八幡宮の天井画「花の天井」
平岡八幡宮(ひらおかはちまんぐう)は、京都市右京区にある歴史ある神社です
室町時代の将軍、足利義満が再建したとされるこの神社には、「花の天井」という美しい天井画があります
この絵は、毎年春と秋に特別に公開されることが多く、多くの人々が訪れます
特別公開の詳細
今回の特別公開は、9月12日から11月30日まで行われており、普段は入れない場所も見学できるチャンスです!天井画は約75センチ四方の板が44枚使われており、板ごとに色とりどりの草花が描かれています
見ているだけで秋の訪れを感じることができる風景です
花の種類 | 特徴 |
---|---|
野菊 | 秋の訪れを代表する花です |
ききょう | 清楚で美しい青紫の花 |
ぶどう | 当時は非常に珍しい果物です |
「タカオカエデ」の美しさ
特に注目すべきは、境内にある「タカオカエデ」です
この木は紅葉が美しく描かれており、まるで秋の風景をそのまま表現したように鮮やかです
ここでの観覧は、心静かな環境の中でリフレッシュする良い機会となるでしょう
宮司のご紹介
平岡八幡宮の佐々木俊輔宮司は、特別公開について「普段は入れないところに入れます
静かな環境なので心と体を癒やしてほしいです」と話しています
彼の言葉からも、訪れる人々への優しい思いが伝わってきますね
秋の特別公開、ぜひ皆さんも足を運んで、平岡八幡宮の「花の天井」を体験してみてください!静かな秋のひとときは、心に残る思い出になることでしょう
「足利義満」とは、室町時代に日本の政治を大きく動かした武将であり、初代の室町幕府の将軍です。彼は文化・芸術の推進者でもあり、多くの寺院や神社を再建しました。特に平岡八幡宮のような神社がその影響を受けており、その美しい街並みは今も京都の文化を支えています。彼の存在は、京都の歴史の中でも特に重要な位置を占めています。
- 花の天井とは、平岡八幡宮の天井に描かれた美しい草花の絵のことです。室町時代の将軍、足利義満が関わった文化遺産であり、特別公開時に多くの人に見てもらえます。
- タカオカエデとは、紅葉が美しいことで有名な樹木です。秋には鮮やかな色合いで葉が変化し、平岡八幡宮でもその美しさを楽しむことができます。
- 室町時代とは、14世紀から16世紀にかけての日本の歴史の時代のことです。この時期は武士や文化が栄え、特に京都は重要な政治・文化の中心地でした。
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