今年の夏、京都市は猛暑に悩まされました
特に9月の初めには猛暑日が何と53日に達し、昨年の54日間の記録に迫っています
気象台によれば、6月から9月まで、最高気温が35度を超えた日が多かったそうです
具体的には、6月が5日、7月が25日、8月が22日、そして9月の初めで合わせて53日ほどです
このままいくと、これまでの記録に並ぶ可能性があるとのことです
最も焦点となっているのは、7月30日に記録された39.6度という高温です
この日、福知山市では京都府史上初となる40.6度を観測しました
これは驚くべきことで、京都府内全体で40度を超える日が訪れたのはこれが初めてのことです
さらに、気温だけでなく、京都市では熱帯夜も増えており、最低気温が25度を下回らない日が55日も観測されました
昨年に続き、猛暑日と熱帯夜が50日を超えたのは観測始まって以来の出来事でした
京都府では熱中症警戒アラートも相次ぎ、とても注意が必要です
国の基準で運用されるこの警告は、今年で最も多い37日を記録しました
これは2021年から始まった運用の中で最多の数字です
なぜこんなに暑くなっているのでしょうか?京都地方気象台によると、強い高気圧が南からの影響もあって、例年よりも気温が上がりやすかったようです
一方で、この夏は急に大雨が降ることもありました
例えば、8月25日には京都市で1時間に102ミリという猛烈な雨を観測
この量は観測史上最多だそうです
これからの気温については、厳しい残暑が続く予報です
過ごしやすい秋は、まだ少し先に訪れるのかもしれません
猛暑日とは、気温が35度以上の日を指します。これは人体にとって非常に厳しい温度で、熱中症のリスクが高まるため、特に注意が必要です。京都市では多くの猛暑日が観測されていますが、特に最近の気象変化が影響しています。京都の夏は観光客が多く訪れる季節でもありますが、猛暑により体調を崩すケースも増えるため、涼しさを感じることができる場所を探すのも良いでしょう。
- 猛暑日とは、1日の最高気温が35度以上の日をことを指します。これだけの暑さになると、体調を崩すリスクが高まります。
- 熱帯夜とは、夜間の最低気温が25度を下回らない現象を指します。暑さが続く夏は、特に注意が必要です。
- 熱中症とは、高温多湿の環境にいることで体調を崩す症状のことです。脱水症状や意識障害など、重篤な症状を引き起こすことがあります。
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