京都で平和の重要性を語る木戸季市氏の講演

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最近、京都市で行われた講演会では、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の木戸季市事務局長が登壇し、多くの学生たちに大切なメッセージを伝えました

木戸さんは長崎市出身の84歳で、5歳の時に被爆体験を持っています

現在は岐阜市で大学教員としても活動していますが、8年前からは日本被団協で事務局長を務めています

この日は、木戸さんが大学を受けた京都での講演が企画され、約350人の学生たちが集まりました



木戸さんは、先月にノルウェーのオスロで行われた授賞式の様子について話しました

「街全体が受賞を喜び、平和への思いが広がったことが嬉しかった」と語ります

そして、自らの被爆体験を通じ、「日本は唯一の被爆国であり、核兵器禁止条約に参加しないことは許しがたい」と強調しました



木戸さんの話を聞いた学生たちは、「私たちがこの思いを受け継いでいくことが大切だと思いました」と感想を述べました

講演の後、木戸さんは「京都は私の第2のふるさとで、行くと元気になる」と話し、今後も核兵器の危険性を訴えていく姿勢を見せました

ピックアップ解説

ノーベル平和賞とは、戦争を防ぎ平和を促進しようとする活動が評価された人や団体に贈られる賞です。毎年ノルウェーで授賞式が行われ、受賞者は国際的に周知されます。今年の受賞者である日本被団協は、被爆者の権利を擁護し、核廃絶を目指す活動を行っており、その存在感は年々高まっています。

キーワード解説

  • 核兵器禁止条約とは、核兵器の開発、製造、保有、使用を禁止する国際的な法的枠組みのことです。日本は唯一の被爆国として、多くの国にその重要性が訴えられています。
  • 被爆体験とは、広島や長崎で原子爆弾により、直接的または間接的に被害を受けた人々の経験を指します。被爆者の証言は、核兵器の恐ろしさを伝える大切な貴重な情報です。
  • 日本被団協とは、日本原水爆被害者団体協議会の略称で、被爆者の権利擁護や核廃絶運動を推進する団体です。日本国内外で被爆体験を語り、平和の大切さを積極的に訴えています。

4月26日(土)

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