先月の京都府は、猛暑に見舞われ、記録的な高温が観測されました
特に、7月の平均気温は平年よりも2度から3度高く、全ての観測地点で歴史的な数値が出ました
福知山市では、7月30日に観測史上最高の40.6度を記録し、多くの地域で厳しい暑さが続きました
京都地方気象台のデータによれば、先月の平均気温は▽京都市で30.3度、福知山市で29.5度、舞鶴市で29.3度と、すべての観測地点が過去最高を更新しています
また、北部地域では雨がほとんど降らず、降水量は平年の10%前後という驚きの少なさでした
具体的には、京丹後市は平年の10.8%となる18.5ミリ、舞鶴市は19ミリ、宮津市も21ミリと、どこも厳しい状況です
気象台は、今後1か月の降水量は平年並みになると予想していますが、気温は引き続き高めとなりそうです
こうした異常気象に対しては、熱中症対策を徹底することが非常に大切です
京都の夏を安全に楽しむためにも、しっかりとした対策を心掛けてください
ピックアップ解説
福知山市は、京都府の北部に位置する市です。歴史的にみると、平城京の後、発展が始まりました。温暖な気候と自然豊かな環境に恵まれ、地域の特産品や観光地も多く、訪れる人にとって魅力的な場所です。特に、野菜や果物の産地として有名で、美味しい食材が手に入ります。また、夏の暑さと対策において、地元住民が一致団結して健康を守る姿勢も見られ、その姿からも地域の温かさを感じることができます。
キーワード解説
- 熱中症とは、暑さによって体温が異常に上昇し、体が正常に働かなくなる状態のことです。特に夏に多く見られ、早めの対策が大切です。
- 降水量とは、一定の期間内に降った雨や雪の量を表します。京都の特に夏場は、この降水量が気温に大きく影響します。
- 観測地点とは、気象データを測定するための場所のことを指します。これにより、地域ごとの気象状況が詳しく分かります。
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