明治国際医療大学教授が教える着衣泳の重要性と実績

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夏休みが近づくと、水遊びを楽しむ子どもたちが増えてきます

しかし、楽しい水遊びの裏には、事故が起こる危険性が潜んでいます

そこで、京都府南丹市日吉町の殿田小学校では、服を着たままでも溺れないための特別な授業、つまり「着衣泳」の授業が行われました

この授業では、地元の明治国際医療大学からの木村隆彦教授が講師として、子どもたちに大切な知識を教えてくれました

授業の中で木村教授は、溺れたときにやってはいけないこととして、「叫ぶ」ことや「手を上げる」ことを挙げました

子どもたちは、「それをしてしまうと体が水より重くなって沈んでしまうんだ」と学びました

だから、正しい対処法として、全身の力を抜いて手を広げて救助を待つことが重要です

この技術を身につけることで、なんと生還率が格段に向上するんです

この授業には、殿田小学校の全学年から約50人の子どもたちが参加しました

さらに、溺れている人を助けるために、ペットボトルなどの浮具を投げ渡す方法も学びました

意外にも、ランドセルも浮具として使えることが、プールで実証されたのです

ちなみに、警察庁のデータによると、昨年、全国で約1500件もの水の事故が発生しており、過去10年で最多となっています

特に、中学生以下の子どもが死亡したり行方不明になるケースは、川の事故が海の事故を上回っているそうです

木村教授は最後に、「子どもたちだけで遊びに行かないようにしましょう」と注意を促していました

ピックアップ解説

着衣泳は、実際に服を着たままの状態で水に浮く技術を学ぶことです。中でも、全身の力を抜いて浮くことが最もポイントです。これにより、水に沈むリスクを減少させることができます。京都では水遊びが盛んになる夏、ぜひこの技術を覚えることが大切です。京都の子どもたちが安全に水遊びを楽しめるよう、着衣泳の重要性を広めていきましょう。

キーワード解説

  • 着衣泳とは、着ている服のままで水の中で浮くことを学ぶ技術です。事故が起きたときに、自分の身を守るための大切なスキルです。
  • 水の事故とは、海や川、プールなどで発生する事故のことで、親が目を離した隙に溺れたりすることが多いです。注意が必要です。
  • 浮具とは、水に浮くための道具のことです。ペットボトルや浮き輪はリアルな浮具の例になります。安全を守るために知っておくと良いです。

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